It all depends on the liver.

飲みすぎないように文章を書く

2018年のおしごとアーカイブ

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2018年が終わりました。本業会社員をやりつつ、副業ライターとして、そして趣味のユニット「劇団雌猫」として3足のわらじを履く生活がいよいよエスカレート(?)しており、本当にめまぐるしい一年でした。


精神的な振り返り記事は別途(書けたら……)書こうかなと思っていますが、ひとまず2018年にやったことのログをまったくとっていないことに気づきました。ウェブサイトを持っていて、そこで都度更新していたのですが、6月かた途絶えていたのです……。というわけで、ちまちまと無心にまとめました。劇団雌猫の仕事も、大きいものなど、一部記載しておきます。

 

書籍企画・構成など 

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査

 
シン・浪費図鑑 (コミックス単行本)

シン・浪費図鑑 (コミックス単行本)

 
まんが浪費図鑑 (コミックス単行本)

まんが浪費図鑑 (コミックス単行本)

 

10月に、劇団雌猫として、3冊の書籍を(ほぼ同時に)刊行しました。内容としてはさまざまな方による寄稿やコミカライズとなっており、自分たちは「編著」「原案」という扱いになります。ただそれでも、細部のコンセプトまで詰めるためにいろいろ話し合ったり、キャラ設定のためにいろいろ取材をしたり、非常にバタバタしつつ充実した2018年になりました。

『だから私はメイクする』では、アナウンサーの宇垣美里さんのインタビュー、ライターの長田杏奈さんのインタビューを、ひらりさのほうで担当しました。

 

また、雌猫ではなく個人仕事ですが、齋藤孝さんの『不機嫌は罪である』の構成を担当しました。

不機嫌は罪である (角川新書)

不機嫌は罪である (角川新書)

 

おかげさまですでに何度か重版しており、大変やりがいのあるお仕事でした。

 

その他

12月

www.ohtabooks.com

QUICK JAPAN 141号にて、アニソンシンガーの亜咲花さんのインタビューを担当しました。

 

srdk.rakuten.jp

「それどこ」さんの、年末のマンガ紹介企画に参加しました。

 

2018年の「書き納め」をしませんか?連載陣による今年一年のまとめ|Zing!

劇団雌猫で「オタ女子おしごと百科」を連載しているメディア「Zing!」さんの書き納め企画に参加しました。

 

nlab.itmedia.co.jp

新宿ネイキッドロフトで行われた「美容整形トークショー」のレポート記事を書きました。

 

news.merumo.ne.jp

間があきましたが、限界コスメ道第8回。韓国コスメについて紹介しました。

 

落ちたのは「ラメ沼」。青ラメを偏愛するnasiさんの場合 #コスメ垢の履歴書|「マイナビウーマン」

コスメ垢の履歴書第3弾。青ラメアイテムをひたすらに追い求める「nasi」さんに話を聞きました。

www.tbsradio.jp

TBSラジオ文化系トークラジオLife」に出演しました。テーマは「文化系大忘年会2018」です。

 

11月

nlab.itmedia.co.jp

マンガ『しもべ先生の尊い生活』作者の我妻命さんにインタビューしました。

bookandbeer.com

劇団雌猫『だから私はメイクする』刊行記念トークイベントに出演しました。以前イベントにお誘いいただいたはらだ有彩さんをゲストにお招きでき、とても楽しかったです。

 

shibuyaso.com

メディア「しぶや荘」にて、架空のラブレターをいろいろな人に書いてもらう連載「妄想ラブレター」が始まりました。私は編集協力をしています。毎週金曜更新です。

www.tbsradio.jp

TBSラジオ文化系トークラジオLife」に出演しました。テーマは「平成スタイル~そしてみんなユニクロを着るようになった」です。

 

www.tbsradio.jp

TBSラジオ「アフター6ジャンクション」11月27日の回に出演しました。『だから私はメイクする』でもお世話になった宇垣美里さんにお招きいただき、こころゆくまでメイクトークしました。

 

10月

ddnavi.com

ダ・ヴィンチBL特集にて、座敷屋蘭丸さんのインタビューを担当しました。

 

nlab.itmedia.co.jp

nlab.itmedia.co.jp

大ヒットアラサーマンガ『凪のお暇』のコナリミサトさんにインタビューしました。

 

ten-navi.com

転職応援メディアの「Dybe!」さんにて、エッセイを寄稿しました。

 

コスメに人生を救われた「人権」さんの場合 #コスメ垢の履歴書|「マイナビウーマン」

コスメ垢の履歴書第2弾。ゆるふわ絶望系OLの「人権」さんに話を聞きました。

www.pixivision.net

Pixivでのマンガレビュー「#ゆるふわマンガレビュー」で、『年下の先輩ちゃんには、負けたくない』を取り上げました。

 

kai-you.net
KAI-YOUさんにて、展覧会レポートを書きました。

 

www.ohtabooks.com

QUICK JAPAN140号にて、巻頭エッセイ「On the Spot」の寄稿、CCさくら展インタビューを担当しました。雑誌での初エッセイ、とても楽しかったです。

 

www.honda.co.jp
Hondaさんのライフスタイル企画「VAN LIFE」をほんの少しお手伝いしました。

9月

srdk.rakuten.jp

楽天×はてなのメディア「それどこ」さんで、全力でおしゃれする体当たり記事を書きました。この記事以降、「インナーカラーが楽しそうだったから私もやってみたよ」と周りに言われることが多くて嬉しかったです。

 

「マイホーム」から逃げ出したアラサー女が、一人暮らしを始めて気付いたこと【はてなブログキャンペーン 寄稿記事】 【Woman.CHINTAI】

ブログ投稿キャンペーン「#わたしの自立」にあわせて、寄稿を行いました。

 

美容男子なんてレベルじゃない。スキンケア愛がすごい「はーたん」の場合 #コスメ垢の履歴書|「マイナビウーマン」

毎月10万を投資。「はーたん」が落ちたコスメ沼 #コスメ垢の履歴書|「マイナビウーマン」

マイナビウーマンさんで、連載「コスメ垢の履歴書」が始まりました。初回は「はーたん」さんにお話を伺いました。

 

8月

nlab.itmedia.co.jp

nlab.itmedia.co.jp

マンガ『私の少年』の高野ひと深さんに、移籍記念インタビューを行いました。

 

kadobun.jp

kadobun.jp

KADOKAWAさんのメディア「カドブン」にて新書『AV女優、のち』刊行記念イベントレポートを書きました。アクセスランキングでしばらくトップにいて嬉しかったです。

 

news.merumo.ne.jp

news.merumo.ne.jp

限界コスメ道第6、7回。コスメアカウントのtomocoさんに取材させていただきました。

www.pixivision.net

Pixivisionのマンガレビュー「#ゆるふわマンガレビュー」にて、『麻実くんはガチ恋じゃない!』を取り上げました。

www.tbsradio.jp

TBSラジオ文化系トークラジオLife」に出演しました。テーマは「そのコトにプレミアム料金を払いますか? 〜課金化する社会のゆくえ」です。

7月

natalie.mu

コミックナタリーの「楽園」×ガールズラブ特集で、竹宮ジンさんにインタビューしました。

www.pixivision.net

Pixivisionでのマンガレビュー「#ゆるふわマンガレビュー」にて、『アラサーだけど、初恋です。』を取り上げました。

 

esse-online.jp

以前から好きだった柴犬写真アカウント「inubot」さんにインタビューしました。連載もおもしろいです。

6月

トークイベント「私たちが昔話になる日を夢見て」司会
阿佐ヶ谷ロフトで行われた、はらだ有彩さん 『日本のヤバい女の子』の刊行記念イベントで司会をやりました。

 

nlab.itmedia.co.jp

ねとらぼさんで、自分のカバンの中身を大公開する寄稿を書きました。

 

nlab.itmedia.co.jp

nlab.itmedia.co.jp

nlab.itmedia.co.jp

完結した不倫×SFマンガ『あげくの果てのカノン』のインタビューを担当しました。


5月

news.merumo.ne.jp

限界コスメ道第5回。時短メイクのおすすめを紹介しました。

bunshun.jp

文春オンラインで、コスメについての寄稿を行いました。

 

diamond.jp

ダイヤモンド・オンラインで、尾原和啓さん×ゆうこすさんの対談記事を構成しました。全4回での掲載で、非常に反響が大きく嬉しかったです。

 

kai-you.net

映画「リズと青い鳥」の山田尚子監督、原作の武田綾乃さんを取材しました。

nlab.itmedia.co.jp

ダ・ヴィンチでレビューも書いた『このかけがえのない地獄』のアッチあい先生にインタビューをしました。

 

 

tokyocultureculture.com

劇団雌猫メンバーとして、トークイベント「よいこのおしゃれ」に出演しました。

 

news.merumo.ne.jp

限界コスメ道第4回。本当にあった限界コスメエピソードを紹介しました。

 

news.merumo.ne.jp

限界コスメ道第3回。推しコスメプレゼンオフ会をやりました。

4月

crea.bunshun.jp

劇団雌猫メンバーとして、CREAの東京ひとりガイド特集に参加しました。

 

ddnavi.com

ダ・ヴィンチニュースさんで、マンガ『このかけがえのない地獄』のインタビューを担当しました。

 

www.watch.impress.co.jp

お金について考えるメディア「Owlly」で、Origamiの康井社長インタビューを担当しました。

www.pixivision.net

Pixivisionさんで、マンガ『ゆくゆくふたり』のレビューを担当しました。

 

www.pixivision.net

Pixivisionでマンガ『おにでか!』のレビューを担当しました。

 

shibuyaso.com

ウェブメディア「しぶや荘」の編集協力をしました。

 

news.merumo.ne.jp

限界コスメ道第2回。「現場メイク」についてのアンケートをとりました。

3月

news.merumo.ne.jp

不定期連載「限界コスメ道」が始まりました。第1回です。

 

www.pixivision.net

Pixivisionさんの企画で山形小説家・ライター講座の取材レポートを書きました。

 

jisin.jp

女性自身さんの取材で『あげくの果てのカノン』についてのコメントを行いました。

 

esse-online.jp

ESSEオンラインさんで、宮野真守さんに自叙伝についての取材をしました。

 

2月

www.pixivision.net

マンガ『オタシェア!』についてのレビューを書きました。

 

natalie.mu

ダ・ヴィンチ初の百合特集号で、森島明子さんのインタビュー担当、百合座談会への参加を行いました。

 

以上、2018年のおしごとアーカイブでした。

もしこちらを読んで、ひらりさに仕事を依頼してみたいなと思った方は、risari.7★gmail.com (★を@に)にご連絡ください。TwitterのDMなどでもかまいません。

 

お仕事を依頼くださったみなさん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016年以前のおしごとアーカイブ

もともとウェブサイトで記録していたのですが、サイト、note、はてなブログで別々に持ってもあんまり意味ないかな…?という気がしてきたのとマジで更新しなくなったので、いったんサイトをたたむことにしました。2016年までのおしごと記録はここに残しておきます。2017年、2018年もどこかに置いておかねば……。

 

〜2016年

12月

「パタリロ!」特集 魔夜峰央×加藤諒トーク (1/4) – コミックナタリー Power Push
コミックナタリーさんで「パタリロ!」97巻発売と舞台化記念の対談を構成しました。

【特別版】光文社新書・三宅貴久編集長に聞く! | 連載コンテンツ | 角川新書
角川新書さんが自社サイトで公開されている「新書座談会」の構成をしました。

生きる理由を探してる人へ|大谷ノブ彦/平野啓一郎|cakes(ケイクス)
大谷ノブ彦さんと平野啓一郎さんのイベントの記事構成をしました。

年忘れ!腐女子がオタクトレンドを振り返る——忘年会編vol.1|ハジの多い腐女子会
忘年会編(全11回)の記事構成をしました。

480万人に愛されるAIアイドル「女子高生りんな」|“すこしふしぎ”な科学ルポ
日本マイクロソフトさんに取材に行ってきました。

11月

「ジュンク堂に住んでみる」ツアーで本屋に宿泊する貴重な体験をしてきた – KAI-YOU.net
ジュンク堂立川高島屋店に泊まってきました!

弁護士資格を剥奪された顧問弁護士は、今なにを語るのか——vol.1|山口組 顧問弁護士
山口組 顧問弁護士』という新書のイベントを構成しました。全3回です。

こんな青春に誰がした!? 極限の女人禁制マンガ「露出狂」 – 無料で使えるWebマンガ更新チェッカー ピンガ
コミックナタリーさんの姉妹サイトでレビューを書きました。

10月

一瞬でオタク女子の心を虜にする『HiGH&LOW』の魅力とは? オタク女子たちの熱すぎる2時間トーク
9月に出演したニコ生の起こし記事です。ハイローは最高だよ!!!

『あげくの果てのカノン』米代恭インタビュー
あげくの果てのカノン』2巻発売記念インタビューです。全3回。

9月

奥様は魔女ではなくて腐女子——新婚腐女子座談会
ひさしぶりに再開しました~遅くなってすみません……。

脚本のお医者さんと罠にハマる原作者?——三宅隆太×三浦しをん対談
ジュンク堂で行われた対談イベントを構成いたしました。イベント時の発言からさらにおふたりにびしびし加筆していただき、全4回の濃密な内容です!

AniMaGa(アニマゲー)をAmazonビデオ-プライム・ビデオで
別エントリでも書きましたが、なぜかテレビに出てマンガを紹介しました。

なぜ『シン・ゴジラ』はオタク女子たちをこんなにヒートアップさせるのか?萌えあり怒りあり怒涛の二時間トーク | ニコニコニュース
そしてなぜかニコ生にもお呼びいただいてシン・ゴジラトークしました。上は全文書き起こし記事です〜。

キャンペーンで「50万円相当」と謳う指輪は本当? 鑑定士に見てもらった – KAI-YOU.net
プロスタイルさんのタイアップ企画のインタビュー・執筆をしました。

8月

「わかりあえなさ」が2人の愛を盛り上げる! 都会男と田舎男がおりなす「トーキョーボーイミーツカントリー」コミックナタリーさんのサイト「Pinga」でレビューを書きました。

ダサすぎる「婚活」をかっこよくしたい!女性チームが運営する婚活パーティー
婚活パーティーって一体どんな人がつくってるの?ということで女性スタッフさんたちにインタビューしてきました。AMデビューです。

『シン・ゴジラ』白熱の女性限定上映を徹底レポート! 「水ドン」裏話も
シン・ゴジラの女性限定鑑賞会議をレポートしてきました!
他の発声可能上映とどう違ったかみたいな視点もいれてます。

あげくの果てを知りたくて——村田沙耶香×米代恭対談
レポ記事も書いた対談イベントの全文バージョンも構成しました。とっても素敵なお二人でした……。

7月

AIが小説家になる時代がやってくる?――長谷敏司×海猫沢めろん対談
イベント記事の構成を担当しました。全4回。

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』永田カビインタビュー
レビューだけでなくインタビューもしました。前後編。

BL好きのための オトコのカラダとセックス
執筆に参加しました。7月27日発売。

不倫SF『あげくの果てのカノン』米代恭 × 芥川賞受賞の村田沙耶香 対談「イヤな人ほど愛おしい」
レポート記事を書きました。『あげくの果てのカノン』も『コンビニ人間』もだいすきです。

6月

科学と宗教の融合「マインドフルネス」ってアヤしくないの?
海猫沢めろんさん『明日、機械がヒトになる』の新書化記念で行われた、川上全龍さんとの対談の取材・構成を担当しました。

世界中で注目の「マインドフルネス」 禅の発想で幸せな社会をつくるには|ウートピ
川上全龍さんと東小雪さん、増原裕子さんの鼎談の取材・構成を担当しました。

漫画『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』レビュー 生々しい決断の記録
KAI-YOUさんでレビューを書きました。

5月

海外ロマンス特集 さいとうちほ×幾原邦彦対談
コミックナタリーさんで、さいとうちほさんの新刊発売記念で幾原邦彦監督との対談の取材・構成を担当しました。

~2015年

11月

「もはや私は貴腐人です」特集 作者・鶴ゆみかとBL研究家・金田淳子がボーイズラブへの愛を叫ぶ
コミックナタリーさんで、鶴ゆみかさん、金田淳子さん対談の取材・構成を担当しました。

「はたらく細胞」 清水茜インタビュー
コミックナタリーさんで、清水茜さんのインタビューの取材・構成を担当しました。BL以外の仕事もやります。

10月

NMB48三田麻央がチョイスした知る人ぞ知るオススメBL12作品
コミックナタリーさんで、三田麻央さんインタビューの取材・構成を担当しました。

8月

はじめての人のためのBLガイド(玄光社)
・秀良子さんインタビュー取材・構成
志村貴子さんインタビューの取材・構成
・BLマンガ紹介たぶん15作品ほど
・BL小説ガイドぜんぶ
を担当しました。

〜2014年

12月

美術手帖 ボーイズラブ特集(美術出版社)
宝井理人さんインタビューの取材・構成を担当しました。

 

★無記名ではありますが、会社員時代の構成記事についても、思い出せるだけ書いておきます。BL以外もやってます。結構やってるようなそうでもなかったような。

なぜ、この人と話をすると楽になるのか——吉田尚記インタビュー

セーラームーンにあこがれて——北欧女子インタビュー

世界は「萌え」に満ちている! BL好きと乙女ゲー好きで話してみた

嫁に行くつもりじゃなかったけど――岡田育×津田大介対談

進化するボーイズラブの愉しみ−−三浦しをん×溝口彰子対談

Lifeが支えるメディアの未来−−長谷川裕プロデューサーインタビュー

なぜかワインがおいしいお店のひみつ−−平野紗季子×紺野真対談

廃墟とアーバン・エクスプロレーションの現在――『世界の廃墟』インタビュー

青年よ、コンプレックスを抱け!?――青山裕企×tofubeats対談

イデアを紡ぐ、編集の話。−−古賀史健×加藤貞顕対談

道徳の時間

 

 

12月22日、ジェルネイルをオフしたくなったときのこと(あるいは、Can I Feel at Home in This World Anymore?)

今日の18時半ごろに、どうしても今すぐ、自分の爪をまるはだかにしたくなった。

 

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クリスマス前で大忙しであろう渋谷のネイルサロン群に電話をかけまくり、「最終受付は19時なんですけど、今日はもうあいてないですね〜。満席です」という案の定の回答を幾度も受け止めて、最近はめっきり足をのばさなくなった渋谷駅新南口ーー新卒のときに入った会社が一時期オフィスをかまえていたーーのほうにあるネイルサロンにかろうじて滑り込んだ。

8月ごろから何度か施術を繰り返していたジェルネイルは、どのデザインも本当に納得のいくきらびやかなものばかりで、病めるときも健やかなるときも、一瞥するだけで私のテンションをぐいっと引き上げ、魂の戦闘力を高めてくれていた。定額デザインがかなり私好みのサロンも見つけて、押し花ネイルにホロネイル、メタリックカラーにシェルアートと、変わりゆくネイルトレンド・デコアイテムを次から次へと楽しみ、本当は、次はどんなデザインにしようかな〜なんてうっすら考えていたくらいだ。

ネイルサロンも、一度ジェルに手をそめた客を逃すまいと必死なわけで、「1ヶ月以内の再来店ならジェルオフ無料!」を掲げつつ、純粋にオフだけをしたい客からは3000円〜4000円をとるという、「それだったら、わざわざオフだけ行くのも面倒だし、またジェルネイルしちゃおうかな〜」と思わせる絶妙な価格設定を提示しているのである。

 

だから、来たる聖夜にあわせて、ホワイトカラーと雪モチーフなんかをあしらったかわいいネイルデザインの施術をお願いしたってよかったのだけど、朝から英会話に行って80分レッスンを受け、はじめての先生との自己紹介でつい「この休みの間に『スリル・ミー』という大好きなミュージカルを見に行く予定なの」と言ってしまったせいで、スリル・ミーのあらすじを英語で説明するという激ムズミッションが発生し"This is an Off-Broadway musical...but, Japanese version is directly based on a korean version..more abstract than Off-Broadway..."とオタクにしか伝わらないような細かいところから語りだしてしまって自分で自分の首を締めるも、「今日は5分くらいの遅刻で済んだし概ねがんばってしゃべった……」となんとか自分を励ましながら、最近見つけたミルクティースタンド(飲ん兵衛横丁のビストロを昼間だけ間借りしてるすごいイケメンがやっている)に立ち寄り、そこから家に戻って、郵便受けに届いていた「QUICK JAPAN vol.141」を回収し、マンションから強制されたインターネット回線とケーブルテレビの点検(と言いつつほぼ有料プラン勧誘タイム)に立ち会って、「お兄さんが回線のジャックを確認したときに、ベッドの裏手に落ちていた肌色成分多めのBLを見られてしまったのではないだろうか……」と後からかなりもやもやするも考えてもしかたないので諦め、QUICK JAPANをパラパラとめくっていたら宇垣美里さんのエッセイ「前世」に自分のことがちょっと出てきていることに驚き、しかもFacebookの「過去のこの日」機能からも、ちょうど3年前の12月22日に霊視鑑定を受けに行ったときのメモ写真がサジェストされてきて、そのタイミングの一致に驚き、「また占いとかオーラ鑑定とか行っても楽しいかもな〜年末だし」なんて思いながら、以前六本木ヒルズのSHISEIDO特設ブースで手に入れた試供品パレットから、ヴィジョナリーリップスティック 223 Shizuka Red(限定色というわけでもないのに全国で在庫切れの一品)を使って唇を赤く塗り、「あーーやっぱこの色ちゃんと欲しいなあ」という気持ちを新たにメルカリで検索し、購入ボタン押したさをぐっとこらえてコートを羽織り、傘を持とうか逡巡したけど傘という物体が嫌いすぎて(差していても差してなくても邪魔じゃないですか?)一旦持って下まで降りたのにわざわざ置きに戻り、数週間前に依頼をいただいた「少女都市」さんの一人舞台「誕生日がこない」アフタートークに出演するべく、自宅から徒歩15分ほどでたどり着ける新宿眼科画廊へてくてくと歩き、少し早く着いたのでギャラリーのほうをのぞいたら「死体写真展」なるものがやっているのにびっくりし、おそるおそる見てみたらマジですべての作品にあからさまに死体(手もあれば、腕もあれば、上半身もあれば、骨もあった)がうつっているが「SNS・撮影OK」なことにもびっくりし、こういったものはどう鑑賞すべきなのだろうかそもそも鑑賞していいものだろうかということを考えつつ、でも引き込まれる力があって一つ一つ眺めていたら、在廊していた方(こわもての長身男性)から「コレクターの方ですか?」と問われて、「コレクターってなんの!?」と戸惑ってしまってしどろもどろになり、そうこうしているうちに時間が近づいてきたので、地下にある劇場へと下り、受付で「アフタートークに参加する平松です」と挨拶したら、相手から「ひらりささんですね」と言い直して確認されて「ああ、ひらりさって言えばよかったかも」と反省をし、案内されるがままに、死体写真をならべたギャラリーの真下に横長に広がった舞台の両脇にならべられた椅子の、まんなかのやつにちょこんとすわり、徐々に他のお客さんも入ってきたところでお芝居がはじまり、その言葉と運動とにすっかり圧倒されて、「私なんかが何らかの解釈をぶっても、芝居後の余韻を台無しにしてしまうのでは……」と考えた結果、アフタートークでは脚本・主演の葭本(よしもと)さんのかわいさや思慮深さを引き出すことに専念してそこそこうまくいった感じがし、自分の役目をぶじまっとうできた安堵から「あ〜〜午後はのんびりシュガー・ラッシュオンラインでも観に行こうかな」なんて考えたところで急激に腹がすき、舞台のなかでも重要なファクターとなった「新宿遊歩道公園 四季の路」(あの、ゴールデン街の横をとおってるやつです)を通り抜けて、ラーメン屋に向かいたかったのだけど、ついつい紀伊国屋に足を踏み入れてしまい、SFマガジン百合特集号とonBLUE夏野寛子特集号を買いたかったんだけど全然置いてなくて、よくよく調べたら両方とも12月25日発売で、「そりゃ売ってないわけでしょ」と自分にツッコミを入れつつその場でAmazonで予約を入れて、でもなんだか紙の本をどっさり買いたい衝動が生まれたので棚をあれこれ見て回った結果として『鬼と天国』『82年生まれ、キム・ジヨン』『フィフティ・ピープル』『あなたの愛人の名前は』『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』を購入し、さすがに重いわ……という後悔にさいなまれたくせに、1階の雑誌売場で「TRANSIT 42号 韓国・北朝鮮 近くて遠い国へ」まで買ってしまい(もうここまで重かったらあと一冊増えても一緒じゃんと開き直った)、外に出たら雨が大粒になっていて、傘を持ってこなかった自分を馬鹿だなと思ったものの、空腹を放置していたのを思い出して、東口のそばにあるお気に入りのラーメン「麺屋海神」にいそいそと向かい、15時半という謎の時間帯に「あら炊き塩らあめん」をもりもりと食べ(パクチー、水菜、味玉もつけた)、すさまじい多幸感に満たされたものの、アフタートークのあとに葭本さんと撮らせてもらったツーショットを見返したらなんだか自分だけむちむちとして見えて、「痩せたいと思ってたのに、なぜラーメンを食べてしまったのだろう……」とプチ落ち込みモードになり、しかしそんなことは知らない海神のスタッフからスムーズにお会計を要求され、1230円を払ってビルを出たら高島屋が見えたので、「絶対なさそうだけど、SHISEIDOにShizukaRedの在庫見に行くか〜〜」と思いついてしまい、途中NEWMANのおしゃれショップたちの誘惑にひっかかりそうになりながら(AesopとメゾンキツネとACNE STUDIO入ってるの知らなかった……)、どうにか店舗にたどりついたら当然OUT OF STOCKで、「1月10日以降には入荷予定ですがお電話しましょうか?」と問いかけられたものの、「私は、今この瞬間に欲しい気持ちをどうにかしたいので……」と答えるわけにはいかず「いや、大丈夫です」とだけ伝えて退散し、そうこうするうちに、左手に持った本の山が子泣きじじいレベルに重さを増してきたのだけど、一度火のついた在庫探し欲をどうにかなだめるために、新宿小田急のSHISEIDO、新宿京王百貨店のSHISEIDOなどにも電話してみるももちろん品切れで、新宿伊勢丹店は電話するまでもないのでここでようやく諦めがつき、しかしラーメンを食べ過ぎた腹を軽くするためもう少しウインドーショッピングをしようと決意したところで、昨日ルミネエストの時計専門店「TORQUE(トルク)」から電話が来ていたのを思い出し、えっちらおっちらエスカレーターをのぼって、結露を取り除く修理に出していたSKAGAN(2年前のクリスマスに人からもらった)のデュアルタイムウォッチを引き取ったのだが、他のどの店よりも大量のカップルであふれていることに仰天し、「世の人たちはこんなにペアウォッチを使っているのか〜」とこれまで知らなかった世界の真実らしきものをかみしめながら下の階へと降りたら、ルミネエストのなかに韓国コスメブランドのショップができていて、愛用しているがもうすぐ切れそうだったETUDEHOUSE ティアーアイライナー(指原さんも使ってるらしいですね)を購入することになり、キラキラしたコスメを見ているうちに『だから私はメイクする』の座談会でも言及したジュエリーブランド・Biju mam(ビジュマム)が新宿伊勢丹に期間限定出展していたことを思い出し、途中メトロの窓口で定期券の再発行手続き(12月第1週に一度行ったのだがまたなくしてしまい、木曜に再発行依頼を出したあと、まだ実際の発行手続きをする時間がとれずにちまちま切符を買い続けていた)を、あきらかに12月第1週に対応してくれたのと同じ駅員さんに行ってもらい(何かの詐欺かと疑われないか死ぬほど不安でしたが特に何も言われなかったので相手は覚えてなかったかもしれない)、ぴかぴかのPASMOをポケットにつっこんで、意気揚々と伊勢丹の“お入口”(伊勢丹の入口にある看板には「お入り口」と書いてあるんですよ、ほんとうに)へと差し掛かったところで、男友達から「そういえばちょっと前に彼女と別れました」というLINEが飛んできて、これはどういう言葉をかけてあげるといいのかなあ……と考えながら伊勢丹地下食品フロアを見ていたら、なんだか素敵な紅茶が売っていたので、木曜におごってくれた会社の先輩へのお礼に一つ購入することにし、そのレジ列でLINEを返してから、2階のビジュマムに向かったら、前の出展よりもラインナップも増えていて、相変わらず盛況で、店員さんもとってもフレンドリーに接客してくれたんだけど、なんだか今日は「欲しいぞ!」という個体が見つからず、そういえば、漫画家の米代恭さんと24日に一緒にスリル・ミーを観てホームパーティーをする約束をしていたので、「今日は、米代さんへのクリスマスプレゼントを選ぶことにするか」と思考を切り替えて、ALBIONやキールズを眺めたけれどグッと来るものは見つからず、「いい加減原稿やるか……」(というか、今日荷物が重い原因のひとつとして、原稿やるつもりでパソコンを持ち歩いていたのもあった)と家に帰ることを検討しだしたのだけれど、そこで、原稿を書くつもりの取材のメモのうち2つほどを、会社に置いてあるほうのパソコンの中に保存していたことに気づき、どうにか最後の精神力をふるいたたせて、副都心線で会社に向かい、デスク横にしまっていた自分のパソコンから必要なデータだけをメール送信して、子どもたち向けのクリスマスパーティーのために休日出勤していた同僚と軽く挨拶をかわして、床におろしたカバンと本をもう一度背負い、えっちらおっちら会社を出たら、もうどう考えても、午前の自分が思っていたようにシュガーラッシュオンラインを今から観に行く気力はなくって、っていうか今書いたようなことを全部がーーーーーーーーーーーーーーーーーっと思い出して、なぜ私は、最初に入れていた予定だけで満足すればいいだけなのに、こんなにも、隙間なく間断なく、何かをしたり見たり聞いたり思い出したり街をうろうろしたりモノを買ったりしたうえに、TwitterとLINEまでしているんだろう……という、考えても仕方ないことを考え出してしまい、は〜〜〜〜もっと落ち着いて暮らしたい……と思って、じっと手を見たら、自爪の上にきっちりと乗ったネイル10本の重さが、肩にかけた紀伊國屋書店の紙袋よりもはるかにヘヴィーなものに感じられてきて、ついでに、以前どこかで聞いた「ジェルネイルをずっとしていると、爪が呼吸できなくなる」という噂まで頭にうかんできて、「今すぐこの重さを取り去りたい」と強く強く願ったがゆえに、クリスマス前で大忙しであろう渋谷のネイルサロン群に電話をかけまくり、ジェルオフのみ3000円のコースをお願いした次第なのでした。はい。

 

ファンシーな空間には場違いに思えるドリルとノミでガリガリと10本の爪を削られながら、「そういや『ネイル』だって爪なのに、爪っていうと爪のことで、『ネイル』っていうと爪のうえに塗るもののことなのって、おもしろいよな〜。まあ、『ジェルネイル』や『ネイルポリッシュ』を略した結果そうなってしまったんだろうけどな〜〜。日本語だと『それそのもの』ぽくて、和製英語だと『ガワ』っぽいものって他になにかあるかな〜〜〜『魂』と『ソウル』とかもそうかな〜〜〜〜」という、別に気が利いているわけではないよしなしごとをぼんやり考えていたら、今日の心と頭と身体に蓄積していた膨大な情報の枝葉は、だいぶさっぱり洗い落とされて、心と頭と身体も落ち着いてきました。というか、定期券を2回紛失したことからも、飲み会のたびに「躁じゃない?大丈夫?」か「心ここにあらずだけど大丈夫?」のどちらかを問いかけられていたことからも、この1ヶ月くらい明らかに情報過多で自分のなかのなんらかのメモリが過熱していたのだけど、その熱がジェルとともに爪から逃げていったかのようなさっぱり感がありますわね。よかったよかった。

 

結局あとから調べたら、爪の呼吸に関しては、「爪は髪の毛と同じく、死んだ細胞なので爪自体呼吸はしておらず、ジェルネイルをしていると呼吸ができなくなるという情報は間違いです」らしい。なので、この「息のしやすさ」については、たんに私がそう思っているだけ説が濃厚なのだけど、ジェルネイルをしつづけると、爪が乾燥しやすくなって、弱くなったり割れやすくなったりするのは事実だそう。もちろんジェルをしたまま甘皮の保湿をしっかりとやれば問題ないのだけど、無精な人はやっぱりおやすみの期間をつくったほうが良いようだ。飛び入りの私に快くジェルオフしてくれたネイルサロンのお姉さんに最大限感謝しつつ、爪も心も頭も身体も、適度に休めていこうな自分……。

 

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普段こういうのはnoteに書いているんだけど、その「おやすみ」の意味も込めて、半年ぶりにはてなブログを書いてみた、2018年末なのでした。

 

ぶっちゃけ何入れてる? オタク女子のメイクポーチ9連発

 

スキンケア、化粧崩れ防止、日焼け対策、クレンジング……。

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とっておきの現場のためにメイクするのは楽しいけれど、継続した「身だしなみ」として化粧をしていくには、考えないといけないこともたくさんあります。そのなかでも、毎日の身だしなみと切っても切り離せないのが「お直し」の問題。

朝どんなにパーフェクトにメイクしたつもりでも、時間の経過とともに顔の表面はどんどん変化していき、ふと化粧室で自分の顔を見るともはやすっぴんじゃん!眉毛なくなってるし!と自分で自分に驚くこともしばしばです。慌てて家を出てしまい最小限のメイクで済ませた場合も、またしかり。「ちゃんと顔つくってきましたよ」という体裁をととのえるために、どうにか手持ちの装備だけで「お直し」する日も少なくありません(経験、ありますよね?)。

そこで気になってくるのが「メイクポーチの中身」。みんなぶっちゃけ、ふだんポーチで持ち歩いてるのはどんなアイテムなの? ツイッターでアンケートをお願いしたところ、バラエティゆたかな「ポーチの中身」が集まりました。各人のオタクメッセージとともにお楽しみください。

※本記事は「Yomerumo」さんでの連載用に準備していたのですが、サイトリニューアルなどの都合でしばらく掲載ができなくなり、編集部とも相談し、ブログにて公開させていただくことにしました。ご協力いただいたみなさん、予定が異なりおそれいりますが、ご理解いただけますと幸いです。連載もそのうち再開予定です!

news.merumo.ne.jp


それではスタート。

1)極力ポーチは軽くしたい!22歳大学生の場合

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・クラランスのリップオイル
どんな口紅つけてる日でもこれは絶対持っていきます! これさえあれば他全部なくてもまあいいです! ポーチを重くしたくないので、アイテムを少なめにしていますが、普段より小さい鞄のときでも、リップオイルだけは持っていきます。それくらい重要です!


この他、
・ミラノコレクション フェイスパウダー(夏場だけ)
・薬用リップクリーム
・アイブロウ
・D-UP アイライナー(泣いても汗でも落ちません!)
を入れています。

一言:

若手俳優育成ゲーム「A3!」をよろしくお願いします!
美容関係で言うと、メイクアップアーティスト志望の中3(ヤクザの息子)(超ウブ)が出てきて「シンデレラタイムには寝ろよ」的なことをいってくれます!

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こだわりのアイテム1点勝負の人、結構いそうです。

 

2)キラキラさせればなんとかなる! 20歳大学生の場合

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・ケイト メタルグラマーアイズ BR2
キラキラ部分がすごくキラキラしているやつを入れてます。化粧をなおすときにキラキラを増量するだけでも、マシになる気がしています。ちなみに奥二重です。

ティッシュ
あぶらとり紙では脂を取りすぎてしまい、化粧ヨレの原因になってしまうことが多いので、脂を抑えるときはティッシュです。

・イオンのメイク落としシート
ビオレでは全く落ちず、さらに使うと肌が死んでいた私の救世主です。推しのために遠征した日の夜のバス。メイクをさっとしっかり落としてそれでも保湿はほしい!! それを叶えてくれます。ただ全部持ち歩くとデカくて邪魔なので、三枚ほど「ぐでたま」ちゃんの袋に入れてます。

一言:
Trignalの江口拓也をよろしくお願いしまぁぁぁす!!!!!


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こちらも荷物は最小限派の方。「メタルグラマーアイズ」はコンパクトでプチプラなのにキラキラ最強で、たしかに「これさえあれば安心!」感が半端ないですね。


3)お直しせずに維持したい!30歳広報の場合

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THREEのファンデ、ランコムのトーンアップミルク、ヘレナルビンスタインのラッシュCCマスカラ、フローフシのアイライナー、インテグレートのアイブロウ、Diorのハイライター、トムフォードのアイシャドウ、ゲランのコンシーラー。お化粧直しをしない人間なので朝イチでパーフェクトに仕上がるよう、そして崩れてもキレイなコスメを揃えています。特にヘレナルビンスタインのマスカラはどの製品も美しく仕上がるので絶大な信頼を寄せているのですが、ラッシュCCは美容液成分もたっぷりなのでまつげパーマやカーラーの負担が気になりません。

一言:
氷川きよし関ジャニ∞村上信五さん、そして横浜F・マリノスのマスコットのマリノスケが推しです! この推したちの共通点はずばりキラキラしたパッチリ目! 私もそうなれるよう、日々コスメの研究に勤しんでいます。

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こちらは、お直ししない派の方。ぱっちりおめめのためのアイテム&崩れてもキレイなアイテムのラインナップ、とっても勉強になります。ランコムの限定ポーチもめちゃかわいい!

 

4)推しをキレイに見るために!21歳大学生の場合

 

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・コンタクト、目薬、メイクめんぼうのセット
推し現場では、少しでも推しを綺麗に見たいので公演直前にコンタクトを新しいものに入れ替えたり、しょっちゅう目薬をさしたりします。するとどうしても水分でアイメイクが崩れるので、ダイソーの小包装になっている「メイクめんぼう」で目元を直してます。先が細くなっているのでアイラインが直しやすくてオススメです!小包装で衛生的だし友だちにもあげると喜ばれます!

ミンティア
普段はガールズバーで働いているので、お客さんとの距離が近いこともあり、香りのエチケットとあと眠気覚ましに愛用してます(笑)。

・モアリップ
グラスに何度も口をつけるので、仕事中はティントタイプのリップを使ってます。その代わり唇がどうしても乾燥して荒れてしまうので、薬用リップはちょっと奮発して「モアリップ」を愛用してます。

・チーク
リップが落ちると血色がなくなって顔が死ぬのでチークも塗り足すことが多いです!

一言:
推しが赤リップが好きなので、赤を中心にリップを複数持ち歩いています〜

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シンプルなポーチに、機能性の高いアイテムのラインナップ。目と口元への美意識が感じられる回答でした。芸能人もオタクも目が命!

5)「毛」のエチケットにこだわります!26歳会社員の場合 

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・くるんと前髪カーラー
風や汗でペタンコになってしまって前髪が目にかかってしまっても、これを着けながら化粧直しをするだけで「THE・女子アナ」のような斜め前髪になります。

・ヘアコーム
今は亡きchocoholicのヘアコームです。柄の部分に香水瓶が描かれており大変ロマンチックで可愛らしくて好きです。

ニトリ鼻毛カッター
突然の鼻毛の出現にもこいつがいれば怖いものなし。ただ、鼻毛処理する姿は大変醜いのでトイレの個室で行います。

・bihadaの音波振動カミソリ
指毛、唇の上の産毛、顎下の毛に気付いてギョッとした経験が何度もあるので手放せません。替刃が割とどこにでも売ってるのも安心できるポイントですし何より電動なので楽チンです。

・アドマイザーにいれた香水
アドマイザーは100均の物。とにかく嵩張らないものを選んだ結果こちらに落ち着きました。今入れているミスディオールは「デパコス売り場の香り」がするので、一吹きするだけであの煌びやかで素敵な空間が広がるようでたまりません。

・目薬(ロート リゼコンタクト)
酔うとすぐに目が乾くので…。あとリゼは完全にパケ買いですね。可愛いものを使うと胸が高鳴ります。

・エレガンス ラプードル
何度もTwitter界の話題をかっさらっているラプードル。まず見た目が良い。薄身でゴールドのコンパクト。素敵な大人の女性に変身させてくれそうなその見た目は勿論ですが、お粉自体も最高に良いです。付属のパフは使わずに「千吉良惠子×MAQUIA大人のためのブラシメイクBOOK」というムック本についてきたツヤ美肌ブラシでくるくると肌を撫でるように粉をつけると、肌に透明感がでます。最強コンビです。

シュウウエムラのビューラー
資生堂カネボウExcelなど色々試してきましたが、こちらのビューラーが1番私の目にフィットして好きです。

・オペラ シアーカラーリップ24番
カサついた唇に塗ってもプルンとさせてくれるリップクリーム泣かせの逸品。細身で嵩張らないのもポイントが高いです。色味もしっかりつきますが程よく上品な色で気に入っています。

一言:
某法医学ドラマの2期を心待ちにしております…とても…とても…!

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髪の毛や鼻毛、指毛など、「毛」に関してのエチケットにこだわっている回答。そして、見た目がかわいいアイテムでテンションを上げるのも、美容には大事ですよね!


6)気分に応じて使い分け! 29歳会社員の場合 

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・ルドゥーブル 二重まぶた形成化粧品
私は普段は一重なのですが、これを使うと「理想の奥二重」が作れ、自然な濃さのしっかりめメイクになります

ヘビーローテーション パウダーアイブロウ&3Dノーズ 02
・エクセル パウダー&ペンシル アイブロウEX PD01
私の眉毛の必須アイテム2つです。黒髪に合うちょうど良い濃いめの赤茶系眉毛が作れます。

・シャネル レキャトルオンブル 38
鉄板のアイシャドウ。発色も肌なじみもよいです。

・クリオ プロシングルシャドウ G10
指原使用で話題になったクリオのシャドウです。超きらめくのでこれ用の筆を常備して調節しています。

メイベリン ラッシュニスタN01
Panasonic ホットビューラー まつげくるん
一重なのでお湯落ちマスカラ以外はパンダ率が高く、ここに落ち着きました。
ホットビューラーがあるとどんなときも安心出来るのでマストで装備しています。

ディオール ディオールショーアートペンライナー 095
めちゃくちゃ書きやすく、発色もよく、それでいてお湯落ち最高です

・k-パレット ラスティングチークティント 03
・エクセル グラデーションチークGC03
チークはクリームを先に塗って馴染ませて、パウダーを塗っているのでエクセルの方が持ち歩き率は高いです

ディオール アディクトラッカープランプ 456 ディオールプリティ
イヴ・サンローラン ヴォリュプテ ティントインバーム11
ブルベ冬の女でよかったー!とガッツポーズを取りたくなる、テンションの上がる口紅です。お仕事の時もこれ。

・エレガンス ラプードルオートニュアンス IV
キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダーMB
気合入れたい時はラプードル、それ以外はキャンメイクを使用。

・DHC薬用リップクリーム
やっぱり大好き。夏も冬も。

・Ban汗ブロックロールオン
本当に本当に汗が大敵なので手放せません。こまめに塗る。

一言:

ジャニーズWEST桐山照史さん。6/8から桐山照史さんが主演する音楽劇『マリウス』を観に大阪松竹座に3回に分けて遠征する予定です。

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だんだん重装備パーソンが増えてきました。エレガンスとキャンメイクの使い分け、めっちゃ分かる……! 気合に応じてアイテムを分けたくなるお年頃です。

7)リップ命!のポーチ2つ持ち派 23歳会社員の場合

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リップ用のポーチをメインとは別に用意して、2〜3本は常に持ち歩くようにしています。お手洗いに行く度にリップをこまめに塗り直したい派なのと、仕事中など唇の色をかえるだけで気分も少しリセットできる気がして。おすすめは似ている色味2本目と全く違う色味1本(写真:赤系2本とベージュ系1本)の割合で持ち歩くことです。個人的な気分のはなしですが、リップを着替える目的がニュアンスの違いを楽しみたいときと、雰囲気をかえたいときとふたつあるので。

あと、奥二重ですぐにまつ毛が下がってしまうので、どんなにかさばってもビューラーはマストで持ち歩いてます。
ラメのアイシャドー(ADDICTION マリアージュなど)をひとつ持っていると夜遊びに行く時など簡単に雰囲気をかえられて楽しいです。インテグレートのアイブロウはお化粧直しにパウダーをはたいたあとの軽いシェーディングにも使えて便利です。

一言:
スラムダンク』の新装版が出たぞ〜!

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できるだけ身軽にいたい派の一方で、ポーチを2つ持ちしていたのがこちらの方。アイテムを変えて気分を変えられるのも、「お直し」ならではの楽しみですよね。

8)9) 推しをいつでもポーチの中に… 21歳大学生・23歳大学生の場合

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家で使っているフルメイク用のポーチと持ち歩き用のポーチで分けています。
家用のポーチは当初はいただいたフォリフォリのものを使っていましたが、コスメが増えていきどんどん入らなくなってきたので、今は一番くじで当たった推しの絵が描かれた大きめのポーチを使っています。
旅行などの社会的体裁が求められるときのみ厳選したコスメをフォリフォリに入れて持っていっています。(凛くんごめんね……)
持ち歩き用のポーチはLUNASOLのリップとシャドウを購入した際にノベルティとしていただいたものを使っています。

マストアイテムとしては

MAC ダズルシャドウ レッツロール
パーティーに行く人かのごとく目元を輝かしてくれるアイシャドウ。

・Dior サンクルール ルビー
推しのカラーが入ったアイシャドウ。

・Dior リキッドルージュ 442 インペデュアスサテン
推しの名前が刻印されたリップ。

・LUNASOL クリーミィマット リクイドリップス EX04
同担にマウントを取れるとオタクに勧められ購入したリップ。

・RMK ブルーグロス
イエベなのであまり似合わないが現場のときのみ唇をキラキラさせる目的で使っているグロス

などは持ち歩くようにしています。

一言:
Free!(松岡凛くん)とLDHGENERATIONS from EXILE TRIBE)が推しです。
コスメを買う際は松岡凛くんの隣に並んだときに相応しい顔になるかどうかを必ず考えるようにしています。

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・RMK フェイスポップアイズ04
青ラメにはまっていた頃(一昨年くらい)に買った限定のアイシャドウなのですが、今は肝心の青ラメピンクよりも隣のブラウンがとても好きでよく使っています。私は幅広の二重でとても眠そうな目をしているのですが、この茶色を二重幅にガッツリ塗ると目が大きく見えるのとなぜか色素薄い感じになってとてもお気に入りです。毎日使いすぎてケースが壊れてガムテで止めてます。

・セルヴォーク インフィニトリー カラー811
メタリックなオレンジ色のマルチカラーです。チークとしてもアイシャドウとしても口紅としても使えるので(口紅にガッツリ塗るとめちゃくちゃ荒れますが)、とりあえず持ち歩いて、化粧がとれかけてるところに重ねて使っています。眉毛の下地にも薄く使ってます。色が可愛くて好きです。

・Kパレット アイライナー
アイライナーに特にこだわりはありませんがKパレットは落ちにくいような気がします。

・media クリーミィラスティングリップA OR-06
赤茶色のリップで、こちらも色が大好きで使ってます。

・YSL ヴォリュプテシャイン 42
好きな子の髪と同じ色をした、好きな子の名前が刻印してあるリップです。マンゴーの匂いが苦手でほとんど使ってません。お守りとして持ち歩いています。

・shiro 練り香水 ホワイトリリー
風呂上がりの女子って感じのにおいがするので、風呂上がりの女子に偽造するために持ち歩いています。

この他、
・くし
・歯磨き
・痛み止め
なども入れています。ポーチはイッセイミヤケのプリーツのやつです。

一言:
私の好きな子は数年前に終わってしまったジャンプ漫画、『べるぜバブ』に出てくる古市くんという青年です。薄い銀色の髪の毛にクリッとした大きな目という、可愛らしい見た目と裏腹に、とても俗っぽい性格をしているのが特徴の高校一年生の男の子です。可愛さとかっこよさとちょうどよいダメさが心地いい、とても人気の子でした。連載中は毎日ずっと古市くんのことを考えて過ごしてきました。
漫画が終わってから、古市くんの面影を追いかけるようにシルバーのマニキュアやアイシャドウを買いあさる日々を送り(イエベなので大体死ぬほど似合わないのですが)、気づいたらいつの間にか化粧品オタクになっていました。
今はちゃんと自分に似合う化粧品を選べるようになったし、古市くんのことを考える日もようやく少しずつ減ってきたけど、ずっと大好きです。出会えてよかった。
古市くんありがとう。愛しています。

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「一言」がアツすぎて、同じテーマながら、2つ載せてしまいました! 「推しの名前が刻印したアイテム」や「推しの髪色に似たアイテム」を持ち歩くことで、持ち歩きコスメが単にお直しのためだけでなく、テンションを上げてくれる効果を実現しています。これぞオタク女子!という回答でした。

 


……というわけで、愛にあふれた紹介ばかりでしたが、いかがでしょうか? 人によってアイテムもサイズ感も想像以上にバラエティに富んでいました。汗ばむ気候でお直し需要が高まっていく季節ですが、みなさんも、コスメ愛と推しへの愛とをつめたメイクポーチを持って、この夏を乗り切りましょう!

 

 ちなみに明日、とある媒体さんで「カバンの中身」紹介の原稿を書いていまして、私のポーチの中身もそこで微妙に話しております。ご興味ある方はどうぞ!

飲酒してばかりのアラサーOLはどんな記事を書いているのか

こんにちは、ひらりさです。はてなブログではご無沙汰しておりました。

 

昼間は渋谷で働くOLをやりつつ、放課後(?)は、ライター業、オタク業、そして劇団雌猫業にいそしんでいます。

最近は、個人の連載が2週に1回のペースで始まったのもあり、休日はだいたい原稿に追われています。

あと仕事関係の勉強もがんばらなきゃ〜で英語の講座に行き始め、30歳が見えてくるにつれて体調にも不安が出てきてジムに通いはじめ……、相変わらずnoteも書いていて……とやることがイッパイアッテナという感じで、バタバタしておりました。本当ははてなブログで気ままに書きたいこともいろいろあるのですが。

弱小ライターなので「仕事は来るのを待つのではなく、自分から提案しにいくもの!」「副業なんだし、自分がやりたいことをやるぞ!」の精神でガツガツ提案したりしていたら、GWが締め切りラッシュになっていた……。もうちょっとバランスとれるようになりたいです。

 

お仕事履歴はTwitterやサイトのほうで不定期に更新しています。マンガ家さんのインタビューや、レビュー執筆など、いつでも募集中です!

It all depends on the liver. | The website of HIRARISA

 

さて、こちらのブログで私を知っていた方にもあらためて読んでいただきたいな〜というものが最近いくつかあったので、近況報告がてらご紹介を。

 

コスメ連載はじめました

前述のとおり、「Yomerumo」というサイトで、コスメについて好き勝手語る連載がはじまりました。その名も「限界コスメ道」。といっても、とにかく安いコスメを紹介するということではなくて、「限界まで趣味を楽しんでいる女子のためにお届けしたいコスメ情報」がコンセプトです。

私自身はあまりコスメにもメイクにも詳しくないため、毎度勉強するような気持ちで書いていきますので、ぜひご一読を……。

 

news.merumo.ne.jp

編集さんによれば、このブログでコスメについてのアンケートをとっていたのも、声をかけていただいたきっかけのようで。今後も頑張ります!

 

マンガレビューなどもしてます

実はPixivisionさんで、月1でマンガのレビュー記事を書くという仕事もしています。

www.pixivision.net

この「まとめ☆グロッキーヘヴン」をはじめ、私がおもしろいと思ったPixivコミックを自由に選んでいいよ、ということで、自由にやらせてもらっています〜。

ダ・ヴィンチニュースさんでも、たまに書いてます。

ddnavi.com

ddnavi.com


もちろん対談やインタビューの構成もしてます

ダ・ヴィンチの百合特集では、森島明子さんのインタビューを担当しました。

ddnavi.com

その他、宮野真守さんのインタビューだったり、

esse-online.jp


京都アニメーション最新作の「リズと青い鳥」の対談がかなり読んでいただけて、うれしいです。

kai-you.net


劇団雌猫業も継続中です

友人とやっているユニット「劇団雌猫」でも引き続きイベントを開催したり、書籍を準備したり、オウンドメディアで連載したり、いろいろやってます

mesuneko.hatenablog.com

 

noteにて、定期購読マガジンもやってます

そんなもろもろの日常をnoteでダラダラと書いていたら、購読者が180人近くまできました。ありがとうございます。

note.mu

 

新書の構成もやりました

きたる5月10日に発売する、齋藤孝さんの『不機嫌は罪である』の構成を担当したりもしました。

 

不機嫌は罪である (角川新書)

不機嫌は罪である (角川新書)

 

 本業優先で時間の融通がつかない面もあったところ、こころよくご一緒させていただいた齋藤先生、担当編集さんに本当に感謝です。

 

……というわけで最近のお仕事状況をまとめてみました。

依頼いただける方などは、ぜひrisari.7★gmail.comなどにご連絡いただければ幸いです!

旅の道中で読むとおもしろいマンガ5選

金〜土を使って、根府川(江之浦測候所)〜湯河原〜三島に旅行に行ってきました。

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とにかく江之浦測候所に行きたくて組んだ旅程&三島に行くことにしたのも当日という行き当たりばったりでしたが、楽しかった〜。

さて、旅については改めて書くかもなのですが、あちこち行ったり来たりで、電車・バスあわせて合計6時間以上の移動時間のなかで何をしていたかというと……


スマホkindleアプリでめっちゃマンガ読んでいた!

 

ので、その興奮の余韻さめやらぬうちに感想を。よかったら日曜暇な人は読んでみてください。


凪のお暇1〜3巻 

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

 

 

 

凪のお暇 2 (A.L.C. DX)

凪のお暇 2 (A.L.C. DX)

 

 

 

凪のお暇 3 (A.L.C. DX)

凪のお暇 3 (A.L.C. DX)

 

 

1巻発売時から話題沸騰だったので気にはなっていたのですが……「気の弱いアラサーのホノボノ自分探しマンガ?」と思い、スルーしていました。それも事実は事実なのですが、ちゃんと読んだら、そんな生易しいものではなかった……。めっちゃハードモードに人間の心をえぐってくる作品だった……かわいい絵柄してホラーやんけ。

「お暇」というにはあまりにもハードな人間の心理描写が行われまくるのだが、「たしかに忙しさにかまけて普段人間が放置しがちな問題ばかりだ……」という反省(?)にもとらわれ、非常に身にしみるマンガでした。「A子さんの恋人」とある意味対のところがあるというか、「誰も正しい人間ではない」という点では共通しているなあと感じた。ゴンさんってA太郎と同じ種類の人間だと思うけど、なんであんなにホラーになるんだろうね。凪とA子さんの人間の差だな……まあ……あと頼れる友達の存在は大切……。

金剛寺さんは面倒臭い 1巻

 発売日に周囲でめちゃくちゃ話題になっていたので気になった1話試し読みし、「おもしろ〜い」と思ってkindleを購入、行きの、宿までのバスのなかで読んだのですが……「お、おもしれーーーーーーーっ」って感じだった。やばいやばいやばい。「シン・セカイ系」というか、金剛寺さんと樺山くんが距離をちぢめていく様が毎話毎話描かれていて、その周囲でもいつも別の人達の人生が起きていて、それらの人生は確かに「本編とは関係のないことである!」と前置きされる通りなのだが、やっぱりちょっとは関係して形を変えていて、でもやっぱり本編の展開には関係のないまま終わって、なんか本当にすごいんですわ。何なのあの芸……。とよ田みのる先生まったく読んでおらずすみません。これから読みます。とにかく最高にキュート。


プリンセスメゾン

 webで読んでいたエピソードもあるんですが、やはりコミックスでまとめて読むと後味が格別。「庭のある物件」にいろいろ身に覚えのある話が多く、キュッとなってしまった。それにしても百合マンガなんだよな……。

 

我らコンタクティ 

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

 

 同行者に「めちゃおもしろいから読んで!」と言われ、クレマチスの丘(三島にある美術館のあつまった施設)に行くバスのなかで読んだ。めっちゃおもしろかったね……。名も無き一般人の二人が宇宙にロケットを飛ばす話なんですけど、1冊で、人間のいろいろな感情がつまっていて、大人のジュブナイルでもあって、あったかいんだなあ……。ロケット興味ない人ほど読んでください。2時間の映画にしてほしい作品。しかしモノクロで行われる燃焼の表現がうつくしすぎる。

 

彼方のアストラ

彼方のアストラ 1-5巻セット
 

 最終回発売時の座談会記事を読んでから気になっていたのですが、このたび帰りの電車でまとめて読んでみました! どの子もたまらず好きになってしまうキャラ造形、しかしそんなキャラたちを襲う数々のハプニング、そこでグッと彼らの親近感を抱かせつつ、2転3転どころか4転5転させてくる展開……全部すごかったですね。一気読みでした。ひとつひとつの「転」自体は、「あ、過去にあの作品で読んだことあるからこうなのかも…」とちょっと予想がつく部分があったのですが、ジャンプ的エンタメ性のなかにそれらをグッと詰め込んでこの完成度……というのは本当にすごいマンガでした。そして「旅」というシチュエーションで読むのにこのうえない作品だった。

少しネタバレになると思いますが、『西の善き魔女』『天冥の標』あたりを読み返したくなる話なのですよね……。とくに『西の善き魔女』はもっと世に知られてほしい……。むしろ『彼方のアストラ』好きな人は読んでみてください。

 

 

【番外編】

 世界は寒い

世界は寒い(1) (FEEL COMICS swing)

世界は寒い(1) (FEEL COMICS swing)

 

 今回の旅で読んでいたわけではないのですが、ずっと待望していた作品のコミックス。もちろん超おもしろかったです!!!!! 女子高生5人が拳銃を拾ってしまい、「ころしたいひと」について考えるところから始まる話だけど……いったいどこに着地するんだ!? 早く2巻読みたい〜〜〜。

ミュージカル「少女革命ウテナ ~白き薔薇のつぼみ~」を観てきた

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musical-utena.com

ピンクの髪の女の子が主人公の何やら仰々しいタイトルのアニメが始まるということは、他番組を観ているときに挿入されたCMで知っていた。

しかし、小学生だった私は、「なんか不思議なタイトルだなあ」と思っただけで、華麗にもスルーしてしまった。

幼稚園のころから「美少女戦士セーラームーン」は大好きで、そこから「なかよし」を読むようになり、「りぼん」「るんるん「ちゃお」少女コミック」「花とゆめ」と、だいたいの少女マンガ誌をむさぼり読む、少女マンガ好きになった。なお、「るんるん」はかなりマイナーなのではないかと思うが、「なかよし」の今はなき姉妹誌である。「コードネームはセーラーV」が連載していた。

セーラームーンを機に「戦う女の子」にハマり、ロッドが折れるほど「セーラームーンごっこ」をして、劇場版では「かぐや姫の恋人」で大号泣していた人間だから、「セーラームーンの重要なスタッフによる作品」ということを知っていたら、もしかしたら観ていたのかもしれない。いや、小学校の頃はそんなことを気にするほどオタクではなかったから、やっぱり観なかったのだろう。

時は流れ、私を「少女革命ウテナ」視聴へと導いたのは、「LaLa」連載の「桜蘭高校ホスト部」だ。中学一年生のとき学芸会のクラス劇の練習がだるくて(最悪)、舞台袖で、気まぐれに買ったLaLaをめくっていた。当時おこづかいでメインに買っていたのは「花とゆめ」で、LaLa作品は任意のものをコミックスで追いかけていたのだが、ホスト部の冒頭を読んだ瞬間に、「このマンガは絶対に来る」「リアタイで追いかけなきゃ」と思ったのを、今でも鮮明に覚えている。毎話いい感じに話がオチており、いつ終わっても違和感がない連載ぶりだったので、「長く続くように応援しないと」と、「花とゆめ」「LaLa」の2誌購読体制へとシフトした。

そんな女子中学生が全国にいたかどうかは知らないが、「ホスト部」は順調に「LaLa」の看板作品へとのしあがり、2005年にはアニメ化が発表された。「神風怪盗ジャンヌ」「フルーツバスケット」と、漫画で読んでいた大好きな作品がアニメになったことはそれまでもあったのだが、1話から追いかけている作品が動く絵になり、声がつくというのは、当時の私にとっては非常に感慨深いことだった。LaLaでは毎号ちょっとずつキャラ画などが掲載され、最高の期待が高まった状態で、高校生になった私は2006年の放送を迎えたのだ。

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……で、まあ本題からそれまくってしまうので、長くは書かないんですが、この「桜蘭高校ホスト部」のTVシリーズがめちゃくちゃ最高に出来がよかったんですよね。「ジャンヌ」のアニメで「原作の絵柄を忠実に再現するのが難しいのはわかるが、なんかなあ……」という不満を持ち、「フルバ」のアニメで「雰囲気も絵柄も声優も演出もエンディングも最高!だが、そのラストだけは納得行かねえ……でも原作が終わってないししょうがないか……」とぐちぐち言っていた私の心が、みごとに昇華されました。

それまで「マンガが好きになってアニメも楽しむがアニメのほうにはそこまではまらない」というパターンは経験していたのですが、「ホスト部」を通じてはじめて「マンガとアニメ、どっちも最高、そしてキャラソンアニラジも最高」というハッピーな気持ちを持つことができたのです。

原作の精神性とキャラクター、ストーリーをきちんといかしながらも再構築し、アニメでしかできないことをやってのけている「ホスト部」。当然、こんな素晴らしいアニメをつくってくれている人たちは何者なんだろうということが気になります。そうしてネットで聞きかじった「ホスト部の展開、めっちゃウテナのエッセンスがあった」というコメントをもとに、「少女革命ウテナ」のTVシリーズにふれることになったのでした。

……という出会いを経てようやく視聴した「ウテナ」、今にして思えば、非常にいいタイミングで観られたんだろうなあという気がしています。

小学生のときにCMをきっかけに純粋に視聴していたら、むしろ途中で脱落していたかもしれない。自分がウテナにハマったときに周囲に話したところ、当時の親友はリアルタイムでウテナを観ていたのですが、彼女はお母さんがオタクなオタクエリートで、エヴァンゲリオンも母と一緒に観ていたそうなので、受容と継続の素地があったんだろうなあと思います(なお私の人生で最初のコミケは彼女に誘ってもらったのですが、お母さんが買い出しを手伝ったうえでタクシー代まで出してくれたため、衝撃を受けた)。

高校〜大学時代は、決闘曲収録のサントラを頑張って集めたり、有栖川樹璃様をあがめて「ジュリスト」と名乗る人のファンサイトをひたすら閲覧したり、さまざまな考察サイトをまわったりもした「ウテナ」。その後「輪るピングドラム」「ユリ熊嵐」と、幾原監督の新作ふたつ(とくに「ピングドラム」)にもめちゃくちゃハマり、私の人生にとって非常に重みのある作品なんだよなあと思いつつも、「ガチの人たちに比べると全然だなあ……」というのがあるので、ここまでも周囲にそこまでは「ウテナ」の話をしてこなかった。他の人に対して、ウテナを語れるようなことがないからだ。実際、ウテナの何かしらのイベントやグッズ販売があってもほとんど反応できてないし……(こういうの、オタクのねじくれた悪いネガティブ思考ではあるんですけど……)。

なので、今回ミュージカルの製作が発表され、チケットの先行予約が始まった時も「一口だけ応募してみて、外れたら仕方ないかな……」という気持ちでのぞみ、実際外れてしまったんです。でも、初日を観劇した人から「めちゃくちゃよかったから観て!!!」とダイレクトに言われ、ぐわーーっと火事場の馬鹿力を出してほうぼう譲渡を探し回り、予定を調整し、なんとか……なった……。久しぶりにチケ譲渡垢とか使ったわ。なんとかなりました。

 

というのが完全に(言い訳ともいえる)前段で、ここからが肝心のミュージカルの感想なのですが……とっても良かったです。

良すぎたので、BD予約していろいろ買ってしまった。

f:id:zerokkuma1:20180310153753j:plainウテナが描いてあるのは、20周年展のカタログです。

 

以下ネタバレと主観(ともしかしたら勘違い)をまじえながら書いていきますので、ご注意を。

 

ウテナでミュージカルを演るということを聞いたときに、誰もが「舞台なり演劇の再構成という認識が強くある作品であるウテナを、今このタイミングでミュージカルにする意味ってあるの?」「たんに2.5次元舞台ブームだから、そこに乗っかって、劣化コピーのようなものをつくろうとしてるんじゃないの?」という懸念を抱くと思います。これは幾原監督自身も語っていることで(パンフの対談、読み応えがあった……)、過去に何度か2.5次元舞台のオファーがあった際も、この懸念なども踏まえて断っていたという話がありました。

しかし、幕があいた瞬間に、その心配はほぼ消えました。

「実舞台へのリスペクトの多数つまったアニメである『ウテナ』を、ミュージカルとして上演する意味」がしっかり感じられるし、演出側がそれを自覚してこの舞台をつくっているということが、まざまざと伝わってきたのです。

 

もちろん「こういうものが見たかったわけじゃない」と感じる人もいるだろうなとも思うのですが、個人的には「これならたしかに!」と思えるたてつけ、構成でした。

そこでいいなと思ったポイントは、今回のウテミュ(と略していいのかわかりませんが)、いい意味で「2.5次元」であり、いい意味で「演劇」であり、いい意味で「ミュージカル」、そしていい意味で「ゼロ年代アニメ」であることによって、「原作アニメではできないし、やらないだろうこと」がやっている点です。

 

●キャストの立ち居振る舞い、声のニュアンスの説得力が「2.5次元」

他の演劇以上に、「2.5次元」舞台でとにもかくにも重視されるのは、キャラクターの容貌の再現性です。顔立ちが似ていなくても、演技自体が巧くなくとも、キャラをそこに顕現させることができれば、その人は「2.5次元俳優」となります。

実のところキャストを知ったときは、どれだけアニメに「寄せ」てこれるんだろう……寄せるつもりないならないでいいと思うけど……と気になっていたのですが、実際に動いているキャストのみなさんの姿と声を目の当たりにしたら、その再現性に「え!」とびっくりしてしまった。とくに天上ウテナ役の能條愛未さん。大変お恥ずかしいことに今回のミュージカルのキャストとして発表される前は存在を知らなかったのですが、伸びやかな肢体と透明感のある声で、マジで「天上ウテナ」だった……。よかった。

ビジュアルを見た時点でワクワクしていた姫宮アンシー役・山内優花さん、全身の比率が完璧に宝塚やんけという気持ちでノックアウトされてしまった有栖川樹璃役・立道梨緒奈さんなども好きでしたが、出てきた瞬間に圧倒されたのが、篠原若葉役・竹内夢さん。いや〜〜、若葉でしかなかったでしょ……。なんなのあれ……。

私はどんなフィクションでも、「切ない」「悲しい」「不条理だ」ということで泣くことよりも、「ああ、これはフィクションだけど、現実だ」というか、なんだろう、「本来存在しないものが完璧な存在感をもって存在しえている」という実感に感極まったに、ばーっと泣いてしまうのですが(例:映画版「オペラ座の怪人」の冒頭で、既に廃墟となっている劇場が、往時の華やかな姿へと変わっていくシーン)、今回のウテナでは、若葉が出てきて、ウテナの背中にパッと飛び乗った瞬間に、ばーーーと泣いてしまいました。それだけ、若葉の説得力がすごかった。

その若葉と並び立つ2.5次元的存在感を発揮していたのが、桐生七実役・鈴木亜里紗さん。「少女革命ウテナ」における最大の狂言まわしといえば、影絵少女なわけで、(後述するように)彼らの今舞台においての重要性ははかりしれないのですが、そこに七実が絶妙なあんばいで乗っかり、作中世界と客席とをつないでくれるような発言をすることで、より安定感のある舞台となっていました(これはかなり個人的な感慨ですが、「2.5次元」というのはどこまでもメタにあることによって成り立つ技巧なので、純粋な演劇以上に、作中と客席とのつなげ方が大事になると思っている)。七実様のおそうじタイム最高だった。

 

●徹底的にセットを排し、影絵少女の見立てで押し通す「演劇」

近年、映像技術のめまぐるしい発達により、プロジェクション・マッピングを有効活用した舞台が多数あります。とくにアニメやマンガといった原作の2.5次元舞台の場合(観客がお芝居慣れしてないことも多いせいでしょうが)、アニメ・マンガ的視覚効果をわかりやすく演出するために、プロジェクション・マッピングがよく出てくるよな〜〜でも個人的には邪魔だな〜〜と思うこともそこそこあります。今回も、とくに決闘場のシーンでそうしたギミックが多用される可能性もありうる……?とハラハラしていたのですが、見事に何もなかった(笑)。

それどころかセットも、アニメでもおなじみのあの、四隅に薔薇がある飾り枠+階段+舞台の中腹あたりにある幕のみ。超シンプルです。

ウテナ」はアニメなので、自在にシーンが切り替わり、多種多様で複雑な美しさをもつ造形物が登場し、そうした背景美術も魅力のひとつなのですが……かわりに活躍するのが、影絵少女役・NENEさんと熊田愛里さん、冬芽幼少期役・池田謙信さん、西園寺幼少期役・山内涼平さん。この4人、名前のある役+それ以外のアンサンブルを行うくらいの役回りかと思いきや……「全部やる」のでびっくりしてしまいました。背景もつくるし、決闘場になるし、それどころか、アニメを見ている人にとっては重要なあの役やらあの役やらを普通にやるという(笑)。

キャストだけ見ると、「あれ、生徒会以外は出さないで第一部やるの?」と思うわけですが、ふつうに他のキャラ、バンバン出てきます。ただ名前は出てこないし、それらはすべて影たちの仕業。それでいて、名前がなくても、同じ影が演じていても、「あ、◯◯になった」「あ、これは◯◯」ということが、キャストの立ち方やポーズだけでしっかりとわかる。

観客がきほん「ウテナ」を知っているだろうという信頼があるからこそできる見立てというか(正直初見の人には不親切だと思う)、アニメの「ウテナ」が存在しなかったら成り立たない見立てで、でもそれがめちゃくちゃ「演劇」的な手法というのが、すごいおもしろいなあと思いました。

2.5次元的な観点からいうと、◯◯と◯◯のキャラはキャストを個別に立ててもいい存在だと思うのですが、(まあ予算的なこともあると思うが)独自キャストとしては存在しないことによって「演劇のおもしろさ」が発揮されてるのが、よかったです。

逆にいうと、もし第二部をミュージカルでやるなら、◯◯や◯◯をはじめとしたキャラたちは、絶対に個別キャストでないと成り立たないんですよね。そこをどうするつもりなのかを含めて見てみたい点で、この演出があったからこそ「えー第二部見たい」と思わされました。

それにしても、「絶対運命黙示録」〜決闘シーンの見立て方はほんとおもしろい。「え〜〜、こういうものになるの!?」と普通にびっくりするけど、なんか何度もみたくなっちゃう……という不思議な中毒性がありました。

●曲数が惜しみないし、歌唱がガチで本格的に「ミュージカル」

「ミュージカル」において単純だけど重要なことが、キャストの歌のうまさだと思います。私はそもそも自分が歌うまくないし、耳もいいわけじゃないのですが、やはり2.5次元舞台でも、うまい人とそうでもない人の差は歴然としてるし、実は宝塚も全員が歌うまいわけではなく、東宝ミュージカルとか帝劇を久しぶりに見にいくと、「『歌がうまい』って、こういうレベルのことを言うんや……」とバチバチに衝撃を受けます。

……が、今回女の子がみんなガチで歌がうまかった。「ストレートプレイの俳優/アイドル/モデルが、歌も頑張ってみました」というたぐいじゃなくて「いや、これは少なくとも数年はトレーニングしてるよね…?」というもの。

影絵と幼少期の4人+竹内夢さん、鈴木亜里紗さんがうまいのは、納得感あるのですが、能條愛未さんがずばぬけてうまかったので、本当にびっくりした。今回のウテミュで「あ、これはたぶん信頼していいやつだ」と思ったのも、能條さんが歌いだした瞬間です。そして鑑賞後に調べてみたら、なんと3歳で「セーラームーン」ミュージカルを見て、ミュージカル女優を志し、トレーニングを積んで「アニー」の最終オーディションにも残っていたという。そりゃうまいわ。そんな能條さんがウテナ役でミュージカルの初主演を踏んだ、というのも素晴らしいなあと思いました。

で、しかも有栖川樹璃役・立道梨緒奈さん、篠原若葉役・竹内夢さんも、セラミュ出身者なんですね。セラミュ見たことないのを反省しました……。

今回のウテナがたんに「演劇」ではなく、「2.5次元だし歌も歌うやつ」でもなく、「きちんとした歌唱のできるキャストによるミュージカル」として上演されたのも、私はすごく好みでした。

アニメのウテナは、どんなに感極まっても、つらい目にあっても、そしてまた立ち上がろうとするときにも、歌いません。キャラソンも出しません。90年代は今ほどキャラソン文化が広がってはいなかったということもあるとは思いますが、歌わずともウテナたちの感情はきちんと伝わってくるようにあらゆる演技と演出とモチーフがこらされているし、あのアニメにおいては、受け手の感情を(聴覚というフィジカルを通じて)煽るうえでは、「決闘曲」があれば十分なわけです。決闘以外の部分で、そうした「強い」歌唱要素が入れないことで成り立ってるバランスがあって、それが「ウテナ」だった。

でも、ミュージカルというフォーマットのいいところは、「キャストが一曲歌うと気分や感情が切り替わっても許される」ところ。2時間で第一部を駆け抜けるためには、演技と演出とモチーフだけでなく、やはり「歌唱」の推進力が必要で、そこできちんと実力あるキャストさんが配されたことで、アニメ版ウテナとは違ったカタルシスが生まれていて、いいなあと思いました。

そして、「歌がうまい」という話をしたところでちゃぶ台をひっくり返すのですが、冬芽役の戸谷公人さんが(このキャストのなかでは)歌唱による表現力が巧みではない、ことによって、ウテナにおける「王子」のうすっぺらさというものを、期せずして体現しているのも、私はめちゃくちゃいいと思ったのだった……(つまり映画版の及川光博さんと似たような効果です)。

(なお余談なのですが、薫幹役の大崎捺希さんだけ異常に「あんスタ」を彷彿とさせる歌唱なんだよなあ……髪の毛が青いせいかなあ……と思っていたら、私が一度だけ観に行った「あんステ」にマジで出ていた方だというのがあとで発覚してめっちゃ笑った)

おそろしいことに公演曲が20曲以上あるんですが、それらがアニメのセリフやストーリーには忠実でありながら、アニメの楽曲には引きずられてないのも、私は好きでした。なんか、いい意味で「ゼロ年代アニメのキャラソン」っぽいんですよ。そんなの、絶対に原作アニメにひもづいたかたちでは聞けないものだし、決闘曲が聞きたきゃアニメを見直せばいいので(笑)、私はとても楽しく鑑賞できました。

今回、最初の25分ほどで第1話の内容を演じる+その後1時間で2〜10話を取捨選択して再構成+残りの時間でクライマックス、という感じの時間配分だったのですが、この「第1話だけはアニメと同じ尺で、アニメのテンポをいかしてやるんだけど、楽曲はゼロ年代感」あるのがすごく良くて。しかも西園寺との決闘終わってアンシーとエンゲージしたところで、全員で「漆黒の闇、薔薇の園」というメインテーマを歌い踊るのですが、これが完全にゼロ年代以降メジャーとなった「キャラ全員で歌い踊るED」にしか見えないんですよね(笑)。第1話部分がまるまる、「もし少女革命ウテナゼロ年代アニメだったらこんな感じ」という構成に見えて、遊び心が感じられました。

っていうか本当に、何故か鑑賞している間ずーーっと「涼宮ハルヒの憂鬱」のことが頭に浮かんできて、みんなで歌い踊ってるせいなのかなあ、なんでだろう……と考えていたのですが、途中で気づいたんですよ。「漆黒の闇、薔薇の園」のサビがそもそも「God Knows」のメロディとめちゃくちゃ親和性があるということに……(笑)。友人(声楽専攻)からは同意を得られなかったので、誰か見た方、感想を教えてください。

 

 

そんなわけで、思っていた以上に楽しめてしまったウテミュの感想を勢いのままに書き綴ったら、思っていた以上に長くなってしまった……。

 

すでに好評のようでチケット一般発売は売り切れてるし、当日券も数枚だし、譲渡もほとんど出てませんが、もしちょっとでも関心持った方はぜひチケット探してみてください。あとGYAOで千秋楽のライブ配信やるようです。

 

BD予約して発売記念イベントの招待券もゲットしたので、行くのが楽しみです。