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It all depends on the liver.

飲みすぎないように文章を書く

株式投資女子のTwitterをながめるのがとても楽しい

以前記事を書きましたが、ちまちまと株式投資をしています。

zerokkuma.hatenablog.com

私はあくまで「いろいろなアクティビティの一環で株にも手を出している」だけなため、大して語れることもなく、四季報もろくに見ずにインターネットにうつつを抜かしているわけですが、インターネットにうつつを抜かしつつ株にも手を出す過程で、全力で株式投資している株クラスタのみなさんが想像以上にTwitterにいるのを発見し、フォローしながら日々勉強しています。

そのなかでも最近見ていて楽しいのが、株式投資女子(推定)のみなさんです。ウ◯フ村田さんやシ◯ーク麗子さんといった超有名アカウント以外はわりと男性が多いのかな〜と最初思っていたのですが、よくよく見ていると、結構いらっしゃって、着眼点やツイートのセンスも楽しいですし、株以外の事柄にもいろいろとアンテナを張っている方が多く、日々ふぁぼりまくっています。

ということで、私がいつもこっそり拝見している株式投資女子のみなさんのアカウントを紹介させていただきます。私がゲーム銘柄メインでチェックしてるので、ゲーセクの方が多いです。

※純粋に楽しく拝見しているので紹介させていただいていますが、もし紹介されること自体について気になる方がいたらご一報ください。

ナイアさん@株クラ厨さん

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ナイアさんは八九寺真宵アイコンがトレードマーク。どうやらキャバ嬢時代に資産を築いて、現在悠々自適に暮らしていらっしゃるようです。自撮りのかわりに収支のスクショを上げてくれる。

爆益が出るたびに「オリーブスパ行く♡」「ルブタン行く♡」とツイートされているのをみると、私もルブタン買いてえ〜〜がんばろう〜〜〜という気になります。ちなみにオリーブスパは1回2万円のマッサージ店ですね。

 

明菜さん

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元薬学部で、GNIの株価が2ケタのときからその開発する新薬の社会的有用性に着目し、ひたすらGNIを持ち続け、一時期家が建つほどの含み損に見舞われながらも、現在は無人島を買えるほどの資産を築いているニート系女子。GNIにかける信念がとてもかっこいいが、ツイートははじけていてめっちゃおもしろい。

 

 

 

その知的なトレードスタイルに、男性トレーダーからもモテモテだが、切り返しがすごい。暇な女子大生と対談してほしい。

 

 

 

新海美冬さん 

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アイコンがめっちゃ美人だが、ツイートはさらに美人。つねに丁寧につくられたお弁当写真ツイートに癒やされています。投資のかたわら税理士試験の勉強もされていて、アイドルを応援するような気持ちで眺めてしまう。ナイアさんとのやりとりが百合。

 

 

 

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秋桜さん

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そーせいホルダーのお姉さん。いろいろな銘柄をポジしていらっしゃり、現在のポジションをツイートするだけでいつも100件くらいふぁぼられている人。いつも勉強させていただいております。

 

 

 

 

ヤシロ@ゲーム株さん

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「会社やめたい」が固定ツイートの兼業トレーダーさん。ゲーセク中心にトレードをしていらっしゃり、各企業に対していつも情報感度が高く、いつも勉強させていただいております(アエリア4000円台のホルダーなのもあり)。あと、Twitterで他人のトレードに乗っかったりああだこうだ煽ってる人に対して辛辣で、孤高をつらぬいているところがすきです。

 

 

 

 もちろん男性トレーダーの方のアカウントもいろいろ見ていておもしろいなと日々思っているのですが、今回は周りでも投資に興味を持つ女子が増えればいいな〜と思って、あえて女性のみなさんのみ紹介してみました。私も爆益出して美味しいものの写真をあげられるようにがんばります。

旅行写真を「写ルンです」で撮ったらとっても楽しかった

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というわけで、題名以上のことは特にないのですが、旅行写真を「写ルンです」で撮ったらとっても楽しかったです。

一人旅で行った伊東温泉。さびしいので目の前にあるものをパシャパシャ撮りまくっていたのですが、意外とスマホの充電がすぐなくなる……! と思って、駅前のイオンに駆け込んで39枚撮りの写ルンですを購入。

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500円くらいか?と思ったら980円してちょっとびっくりした&現像するのにも3000円くらいかかる?と聞いてビクビクしていたのですが、撮ってみたらとっても楽しかったです。

 

駅前にあった美容室も、写ルンですで撮ると、ちょーレトロに。

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同じく駅前にあった酒屋の店頭の甘夏すら、ちょっとノスタルジックに。

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シャボテン公園を闊歩していたクジャク

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オレンジビーチに連れてこられていたワンちゃん。

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海。

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シャボテン公園の温室で撮った九官鳥は真っ暗になっていた……明かりがないと写ルンですはちゃんと撮れないというのをすっかり忘れていた……。

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フラミンゴさんも良い感じ。

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フィルムが余ってたので渋谷で撮った一枚はサイレントマジョリティみ。

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しかもビックカメラに現像出しにいったら、1週間かかっていいなら現像+CD-ROMデータで1000円でいいよ!というプランがあり、写ルンですの代金とあわせて2000円くらいで素敵なワクワクが手に入りました。このブログに載せたのは、データ化してもらったやつです。

次回から旅行に行くときは必ず写ルンですを持っていこう!と思いました。枚数が限られてるのも楽しくて良い。

 

『若手ライターはいかに生きるべきか』読みました

友人でありライターの青柳美帆子さんが登壇したイベントの内容をまとめた電子書籍『若手ライターはいかに生きるべきなのか』を読みました。

 

若手ライターはいかに生きるべきか

若手ライターはいかに生きるべきか

 

 

収入が赤裸々に書いてあってすごい。ライターという仕事の醍醐味とか、フリーか会社員か問題とか、「書く仕事」につきたいとちょっとでも思っている人には役立つ話しか載っていなくて、私もあらためて自分の働き方について見つめ直す気になりました。

単純に、「書く仕事」にかかわらず「好きなことを仕事にしたい」と考えている人にもおすすめの1冊かもしれません。

 

ついでに自分の仕事も振り返ってみました。私は前職のウェブ編集時代に、編集のかたわら、ちょうどいいライターさんがいない企画やあまり予算のとれない企画などの構成、人づてに頼まれた他媒体のインタビュー仕事などをちょこちょこやっていて、その流れで今も本業のかたわらライティングをしています。

転職したばかりのころはあまり余裕がなかったので、ちゃんとやりだしたのが2016年5月くらいなのですが、

2016年5月〜2017年3月までに掲載された案件(※企画によって記事本数には差がある):49企画・99本

→月平均約5企画8〜9本の記事を構成。

 

具体的な収入はひみつですが、去年の12月にめちゃくちゃ働いたせいで、この1〜3月に振り込まれた原稿料収入合計だけで、去年の原稿料収入合計をやや超えた、という状況です。ちなみにこれは12月あたりから原稿料単価の高いお仕事の割合が少し増えてきたのもあると思われます。今、書籍の構成の仕事も3つかかえているので、現時点で受けてる仕事だけで、去年の原稿料収入の2倍以上は稼げそうな状況です。

ただ、収入は安定してきたし、あまり自分から営業せずに継続的にお仕事をいただけるようになったものの、

・心の余裕がめちゃくちゃない

・インプットにまったく時間が使えていない

・自分のライターとしての強みをもっと増やす

という感じなので、今年の課題は、心に余裕を持ちつつアウトプットの時間もとれる程度の仕事量で、しかしジャンルは広げていく、ということでしょうか。

 

・適度な仕事量

・心がけているインプット

・原稿がすすまないときの工夫

 

あたりをいろいろなライターさんに聞いてみたいところである……。

「海に行きたいんだけど」と彼女は言ってない

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「海に行きたいんだけど」  

 いつものように唐突に電話してきた彼女は、いつものように唐突に告げた。  

 大学時代、なんとなく見学に行ったが結局入らなかったテニスサークルの新入生歓迎飲み会で、私は彼女に出会った。やっぱりノリが合わないな……と思いながらも周囲の空気に乗ろうと必死な私の隣で、彼女はひたすらハイボールを飲んで、周囲の空気など全く気にせずにつまらなそうな顔をしていた。その日の自分の服装はまったく記憶にないのに、彼女が着ていたデニムのワンピースと、つややかにととのえられた黒髪の隙間からのぞいたゴールドのピアス、グラスを支える指先に施された薄桃色のネイルのことはよく覚えている。  

 女子校で地味な6年間を過ごしてしまったことを後悔し、「大学デビュー」という言葉をひそかに胸に抱いていた私と違い、超然として優雅に退屈している彼女はそもそもこんな飲みサーのようなテニスサークルの見学にすら来る必要はなかったのではないかと不思議だったが、飲み会の帰り道で(我々はもちろん二次会には行かなかった)どうして参加したのか聞いてみたら「この時期はタダで酒が飲めるからテキトーなサークルに顔出してる」と言ったので、ああやっぱりこんなサークルには興味のない人だったと、少し安心した。  

 彼女にとって内容にはまったく興味のないサークルの飲み会にちょっと期待してやってきてその場で後悔しているような平凡な私には、きっと彼女は少しも関心はなく、つかの間交わったように感じる二人の関係もこの帰り道で終わるのだろうとは思ったのだけど、私はダメもとで勇気を振り絞り、「メールアドレスとか、交換しない?」と頼んでみた。

 

 「メールアドレスは持ってるけど、いま覚えてない」  

 彼女がそう言って首を横に振ったので、私は数秒前の自分のムダな勇気を深く恥じたが、彼女はスムーズな動作で私の手からケータイを奪い、何かを打ち込んだ。

「だから、電話でよろしく」

「……え、じゃあSMSでメッセージ送るね」

「うーん、そもそもあんまりメールやSMSの類が好きじゃないから、SMSなら返信しないかも」  

  そこまで言われるとこちらから連絡するにはよほどの理由が必要だろうという気持ちと、自分ではたいした理由に思えても電話越しの彼女につまらなそうな相槌を打たれたらそれだけで死んでしまいそうな気持ちにさいなまれ、現在に至るまで、私から彼女に電話したことはない。

 しかし彼女のほうからは意外と連絡がきて、月に1度は酒の場に呼ばれた。

「今渋谷で何人かで飲んでるんだけど来ない?」

「もう一人女の子いたらタダ酒が飲めるから一緒に手伝ってくれない?」

「池袋で合コン中だけど、退屈で抜け出したいから付き合ってくれない?」

「知り合いのバーが1周年で知り合いはタダだから来ない?」

 などなど、理由はさまざまだが、とにかく「その日あいてたら」という唐突なものばかりで、私は「ふだんは遅刻もしないのに、なぜかドタキャンの多い女」「遅刻はしないが中座の多い女」になった。  

 出会った飲み会でのつまらなそうな横顔の印象が強くて、彼女にとって、いわゆる‘リア充“がワイワイしているような飲み会は軽蔑の対象ではないのかと最初思っていたのだけど、誘われる飲み会に繰り出すうちに、彼女はどの飲み会に対しても真摯には向き合っていて、ただ結果的に「求めるもの」がないことに気づいて、あのつまらない表情に移行するのだということにだんだんと気づいた。私が呼び出される限りでは完全に同じメンツの飲み会は二度とはなかったが、彼女はその場その場での「こういう人と飲むんだけど来る?」といった誘いにはちゃんと応じていて、毎度ちょっとずつメンバーと内容の変わった飲み会に参加し、私も呼ばれつづけた。しかも、彼女の知り合いたち―—大学の友人ではなくさまざな飲み屋で知り合ったらしい彼ら彼女らは、彼女に遠慮なくメールやSMSで遊びの誘いを送っているようだった。

「でもこいつ、3〜4回に1回くらいしか返信してくんないんだよね」

「自分からは一度も連絡してこないし」

「◯◯ちゃんみたいに自分から誘うような友達が大学にいるのも意外だったな〜」

「ってか大学ではどんな感じなの? 他に友達いるの?」  

 連絡手段の件について、私は彼ら彼女らにちょっとした嫉妬を感じなくもなかったが、同時に「彼女は自分から連絡してこない」「自分から誘う友達はあなただけ」という事実を教えてもらえたことで、彼ら彼女らに心から感謝した。また、平凡でもっさりとした私にも彼ら彼女らは気さくに話しかけてくれたので、女子校で低下の一途をたどった私のコミュ力も多少は改善し、学部やゼミでの交友関係も意外とスムーズにこなすことができた(たまにドタキャンすることを除けば)。  

 彼女から呼び出されるのは私だけというのはつまり、彼女が求めているものの片鱗が私にあるということだろうか? ちょっと自惚れてしまった私は、あるとき二人で飲んでいる最中に、酔っ払った勢いで、彼女に正面からその質問をしてしまった。内面に踏み込まれるのを良しとしない人だろうと思っていたのだが、カクテルグラスを傾けた彼女は、いやな顔をせずにただ首を振った。

「うーん、あなたの言う『求めてるもの』っていうのがよくわからないな。私にも自分が何をしたいのか、何が好きなのか、あいまいだから」

「わかってるのかな、と思ってた」

「常連の店も特にないし、好きなブランドも特にない。特定の恋人が欲しいという人の気持ちもまったくわからないんだよね。いや、別に複数の人間と関係したいわけでもないけど、人やモノに優先順位をつける感覚がまったくわからなくて。記念日だろうがなんだろうが、先に約束した人と遊びに行くし、『なんで彼氏の俺をさしおいてあいつとばっかり遊びに行ってるの』なんて怒られても、そりゃ誘われたし……だったらあなたももっと自分から私のこと誘えばいいんじゃないの?って本当に不思議になっちゃう。好きな本だったり好きな映画だったりはもちろんあるけど、『これじゃないとダメ』ってものがないんだよね。それで人とうまくいかなくなることも多いかな。恋人にかぎらず、友人関係でも、『いつメン』みたいなものに組み込んでもらえないし」

「てっきり、自分から『いつメン』みたいなものを作るのを避けているのかと思ってた」

「そう見えてたんだ? そういうこと言ってくる人っていうのはあなただけだから、私からしたらあなたの『求めてるもの』のほうがおもしろいなと思うけど。電話番号教えたのに、一度も自分からかけてこないくせに、誘うと絶対来るし」  

 そんなふうに彼女が私の内面に関心を持つとはまったく思っていなかったので、私は照れ隠しにグイグイとウイスキーを飲んでしまい、その後の記憶はない。しかし、その日を境に彼女は多数の飲み会に私を呼ぶことはなくなった。というか、たぶん1人か、私と2人でしか飲まなくなった。かといって以前よりも深い話をする仲になったわけでもなく、話題は近況や最近観た映画、良かった本などの感想に終始し、私と彼女の距離はそれ以上縮まらないまま、我々は大学を卒業し、社会に出て、それからも縮まらない距離で飲み続けた。  

 そういう、関係性というか無関係性というか、とにかくあいまいな距離の相手なので、彼女から唐突に電話が来たことには驚かなかったけれど、唐突に「海に行きたい」と言われたことには本当に驚いてしまい、うっかりスマホを取り落としそうになった。

「えーと、今からってわけじゃないよね?」

「今からってわけじゃないよ、さすがに。忙しいだろうけど、そっちが土日両方あいてる日があったら1泊2日くらいで旅行行きたいなと思って」  

 この9年間、その日の夜の予定しか私に許してくれなかった彼女が、1泊2日の旅行に誘ってくるとは……。変なものでも食べたのだろうか。思わず本人に聞いてしまいそうになったが、ぐっとこらえ、私は「わかった。予定確認して電話するね」と返した。

「あ、わかった。LINEのID教えるからそこに返信してくれたらいいよ」  

 あ、LINEも始めてたんだ。メールアドレスすら記憶してないほどコミュニケーションに無頓着な人が……。IDは、名前のローマ字表記+誕生日らしい文字列という非常にシンプルなものだったが、おそるおそる検索窓に打ち込むときちんと彼女の趣味らしきなんだかオシャレな風景のアイコンが表示され、ともだち追加を押してリラックマのスタンプを送ったら、Suicaペンギンの無料アイコンが返されてきた。

「承認ありがとー。LINE IDの数字って誕生日?」  

 そういえば、私は彼女の誕生日すら知らなかったのだ。

「YES!」  

 と、しゃべる呑気なペンギンのスタンプ。  

 ここ9年で一番の情報量が一気に押し寄せてきて、私は目眩でその場で倒れてしまいそうになったが、グッとこらえて予定を伝えた。「メールもSMSも苦手」と言っていた彼女のLINEはたしかにシンプルで、大体の回答はペンギンスタンプによりなされたが、レスポンス速度自体は思いのほか早く、その日のうちには、3月の3連休の土日を使って伊東温泉に行こうというところまで決まった。  

 そうして、私と彼女の最初で最後の幕をあけたのだ。

 

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というような事実はまったくないのですが、「創作実話について考えたい」という気持ちと「伊東温泉行った記録書きたいな〜」という別々の気持ちがごちゃまぜになって、よくわからないものを書いてしまいました。ホントだと思って読んだ人はごめんなさいね……。

2012年に書いた「オタクカルチャーのトレンドざっくりまとめ」が出てきた

昔使ってたメーラーなどを整理していたら、大学卒業直前くらいにまとめた、「オタクカルチャーのトレンドざっくりまとめ」のワードファイルが出てきた。

たしか、前職上司と初めて会ったときに、「最近のオタクってどんな感じなの?」という非常にざっくりした質問を受けて、「オタクというものの存在は知ってるがオタクではない人」向けに、ざっくりまとめたものです。

今の自分の問題意識とか見てるもの、インターネットの状況に思ってることとまた違っておもしろいな~、というのと、2012年の自分は「オタクじゃない人」にこういう話をしていたのか~と思って掲載しておきます。あと、たぶん単純に自分が過去にハマっていたものがわかるという(笑)。文中の「↑」コメント含め、全部2012年の文章です。2012年の状況にぴったしハマる話というよりはたぶん前後3年くらいの話になっているはず……。いずれ2016~2017年のざっくりまとめもやりたいな(言いっぱなしジェネレーション……)。

※読み返したらラノベに対する認識はだいぶ聞きかじりすぎる気がする……。ので、内容の信ぴょう性に疑義がある部分については、ちょっと考えて取り下げるかもしれません。

 

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Ⅰ.最近のアニメ・漫画を始めとするオタクカルチャーのトレンド・傾向

プラス要素

1)二次創作の隆盛

 コミケのほかに、pixivが二次創作の拠点として大きく成長。二次創作を通じて原作を知る人も増える。ニコ動でのMADとか。

 Ex:らき☆すた涼宮ハルヒの憂鬱

2)ネットでの実況、クチコミからの盛り上がり

 2ちゃんの実況スレだけでなく、twitterハッシュタグをつけての実況が大いに盛り上がる。それを見て、他のユーザーも視聴するという構造。あと、ニコ動で一部のシーンが話題になって広がるという現象もあり。

 オリジナルアニメでの考察スレの盛り上がりも見逃せない要素。

 Ex:魔法少女まどか☆マギカTIGER&BUNNY、輪るピングドラムあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない未来日記

3)メディアミックスの発展

 アニメ化、ドラマ化により原作が売れる、というパターンも増えている。

Ex:青の祓魔師未来日記

 もしくはオリジナルアニメが好評だった場合に他へ波及していくパターン

Ex:魔法少女まどか☆マギカTIGER&BUNNY

4)聖地巡礼の流行

 実在の地を舞台にしたアニメ・漫画がはやり、その地に「聖地巡礼」することが大いに流行る。モデルとなった側も、積極的な誘致で地域振興を図ろうとする傾向。

Ex:秩父あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない)、鷺宮らき☆すた)、箱根(新世紀エヴァンゲリオン)、池袋・荻窪丸ノ内線輪るピングドラム

 

↑ポイントは入口が無料・人との話題の共有、ということかもしれない、とちょっと感じた。

 

マイナス?ともとれる要素

1)パッケージを売るための特典商法の拡大

 アニメDVDBDも、漫画単行本も、とにかく初回限定盤とかおまけとかつけまくっている。DVDや単行本で稼がないと元がとれないが、特典をつけないと買ってもらえない。もっとも、複数買いする人も多い。

 

2)ラノベ市場の飽和

 ラノベバブルがはじけ気味。タイトルがやたら長くてなんだか似たような感じ。主人公一人称で草食系だけどなんだか女の子が寄ってきて「やれやれ」って感じて、とりあえずヒロインたちはキャラ立てまくりにして、タイトルにビビッドな単語をちりばめ、イラストで気を引くことで差別化するしかない状況になっている。

※ハーレクインとかBLでは昔からタイトルがなんだか長い。(たぶん何萌えの人のための小説かを明確にするため)ので、私はこれを「ラノベのハーレクイン化」と呼んでいるのだが、この話を某K川書店勤務の先輩にしたら、「それ社長も言ってた!」ということだった。

Ex:俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!、ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件…etc

 

3)BL漫画家の一般漫画への進出

よしながふみ水城せとななど、ふつうに一般漫画家としてキャリアを積んでいる商業BL出身の人は前から一定数いるのだが(そして、同人BL→商業一般はもっといるのだが)、最近、同人BL→商業BLで活躍している人が一般に引っ張られてちょろっと出して大ヒットというパターンが多く感じる。今年の「このマンガがすごい!」の10位以内に商業BLメインの人の一般向けが4作くらいランクインしててびっくりした。逆に言うと、少女・女性漫画界できちんと新人漫画家が育たず、BL漫画の畑で実力を培った人を輸入してこないと回らないのかなという印象を受けている。(これは完全に私の推測です)

 

Ⅱここ最近のヒット作(一部解説)

1)魔法少女まどか☆マギカ(アニメ)

脚本・虚淵玄ニトロプラス)、制作・シャフト、音楽・梶浦由記による、オリジナルアニメーション。

見滝原中学校の2年生として平凡に過ごしていた鹿目まどかは、ある日白くかわいらしい生き物であるキュゥべえから、魔女と戦うために自分と契約して魔法少女となってほしいと頼まれる。キュゥべえはまどかに契約の対価としてなんでも願い事をかなえてあげるとまどかに誘いかけ、まどか自身も、特別な存在になれるということに強いあこがれを抱く。しかし、対価としての自分の望みが見つけられないことゆえに、まどかはなかなか決断に踏み切れない。そんな中、魔女との戦いを通じて、「魔法少女」になることの厳しさ、その本当の意味が明かされていく…。

 

かわいらしい絵柄で始まったのに萌え系魔女っ娘アニメに対する痛烈なアンチテーゼであることが第3話で明らかになり話題となったこと、完全オリジナルで一切続きが読めず考察スレが盛り上がったこと、などにより、一気に人気が出る。3月11日に放送予定だった11話(全12話)が震災の影響で中止になり、しかも震災に類似した描写が多数あったため4月半ばまで延期されたことで、なおさら盛り上がりを見せた部分もある。1巻BDDVD売上が初週5万3000枚(ジブリ作品に匹敵)。

 第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞。

 

2)TIGER&BUNNY(アニメ)

 脚本西田征史、監督さとうけいいち、制作サンライズのオリジナルアニメ。近未来的な街を舞台に、特殊能力を持つヒーローがスポンサーを持って犯罪者と戦うという設定をとり、最近落ち目になってきたおじさんヒーロー虎徹と気障で生意気な新人ヒーローバーナビーがコンビとして理解しあっていく様をえがく。

 初回放送前はまったく注目されていなかったが、設定の妙や初回でのバーナビーによる虎徹のお姫様抱っこに腐女子たちが食いつき、twitterを介して一気に広まる。その後、本来のターゲット層だった20代~40代のサラリーマンの支持も得て、BD・DVDは売り切れ続出というくらい人気を博した(全9巻とも1巻あたり2~3万枚は売れている)。

 

3)輪るピングドラム(アニメ)

 監督幾原邦彦、制作ブレインズ・ベース、音楽橋本由香利のオリジナルアニメ。主要人物にまったくの新人声優を起用し声萌え層を狙わなかったにもかかわらず、「セーラームーンR」や「少女革命ウテナ」で一世を風靡した幾原監督の12年ぶりの作品であること、先の見えない突飛な設定と謎の「生存戦略」シーンがネットで話題となり、徐々に視聴者を増やして盛り上がりを見せた。また、作中のアイドルグループ「トリプルH」にARBのカバー曲を歌わせたことも話題に。キャラソンアルバムは2万枚売上。DVD・BD売上は単巻6000枚程度だが、ニコ動の有料動画は8~15万再生近い。

 

4)Fate/ZERO(小説→アニメ)

5)化物語(小説→アニメ)

6)ゆるゆり

7)青の祓魔師(マンガ→アニメ)

8)デュラララ!

 

↑オリジナルアニメが流行っているのも、展開がわからないものについて、人とリアルタイムで話題を共有したいためかな?と思っている

 

Ⅲ知っとくとよさそうなおまけ

1)男性向け二次創作の人気ジャンル:東方Project

同人サークル「上海アリス幻樂団」によって制作された弾幕シューティングゲーム、及びそれらを中心としたゲーム、漫画、小説などの作品群の総称。

。2008年9月時点で『東方風神録』まで(Windows版は6作品該当)のシリーズ累計は推定20万本。それ以上に、ゲーム内BGMをアレンジした同人音楽や、キャラクター・世界観を借りての二次創作が爆発的にヒット。

wikipediaによれば「爆発的な二次創作の背景には、そのほかにも素人が自分の作品を発表する際に、東方Projectという既に大きく広まったネットワーク上で発表したほうが自分の作品がより目立つという現実的な事情も存在する。文芸評論家の福嶋亮大はこのことを「ネットワーク消費」と呼んでいる[26]。ZUNは、第三者が二次創作しやすいように意図して作品設計をしているわけではないとし、自分自身の創作活動もある意味では神社や神を原作とした二次創作のようなものであり、オリジナルと二次創作という区別をあまり意識していないかもしれないとしている」とのこと。

 

2)男性向け商業作品の人気ジャンル:けいおん!

 

3)女性向け二次創作の人気ジャンル:ヘタリア

原作は、日丸屋秀和がネットで発表していた4コマ漫画。世界史をモチーフの主軸とし、世界の様々な国固有の風俗、風潮、気風、風土などを人型に模したキャラクター達が織り成す、国擬人化歴史コメディ(のちに書籍化)。ネットを通じて二次創作が流行り、一大ジャンルに。8枚出ているキャラソンは1枚3万~6万枚の売上。アニメも単巻1~2万枚の売上。コスプレも非常に盛り上がったが、軍服や国旗などの扱いを慎重とすべき要素が多いこと・年齢層が低いことなどから、トラブルも多い。とはいえ、海外でも結構人気。

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締め切りとのつきあいかたを反省してみる

どんな仕事でも「納期」はあるとはいえ、この世のあまたの仕事の中でもっとも熾烈に締め切りをめぐる攻防を続けているのが、編集とライター。

時間にルーズと思われがちな人間なのですが(プライベートではたしかに事実……)、根が小心者ゆえか、学校の宿題はいつも期限内に提出してきたし、本業のかたわらライターの仕事をするようになってからも、締め切りの1日前には必ず出すようにしてきました。

……が、この3月。調子に乗って仕事を引き受けすぎたのと、「あまり急ぎではないので~」という言葉に甘えた結果、いくつかの仕事で一度決めた締め切りをのばしてしまいました。反省のうえ、未来の自分のために「締め切りを守れている」ときに意識していることを書いておこう~~と思います。

 

●そもそも守れるスケジュールで締め切りを調整してもらう

これ本当に大事ですね……。だいたいの依頼の場合、「いつまで」と先方から締め切りも提案されますが、「今受けている仕事量的にあと1~2日あるとありがたいな~、でも大丈夫かな~」というときは、正直に相談して調整してもらうことが多いです。

●取材日が決まった時点で、作業日を決める

取材日はもともとGoogleカレンダーに入れていましたが、取材日が決まった段階で、「この日の夜は文字起こし」「この土日はこの原稿」と作業日も決めるようにしたら、だいぶシステマティックになりました。作業日を決めたら飲み会などの予定を入れず、Googleカレンダーを「作業」でキープしておきます。

●初めての媒体や編集さんのときは余裕をもってスケジュール管理する

慣れている取材ジャンルや分量であっても、初めての媒体や編集さんとの仕事の場合、思ったよりテイストが違って作業に難儀したり、赤入れが多くて直しに時間がかかったりということもあるので、そもそもの締め切りを余裕もって設定してもらう&実際作業するときも1日でも早く出す、ということを心がけています。あと最初の仕事だからこそ、締め切りが大事ですよね……(いつでも大事だけど……)。

●個々の作業日を「自分のなかの締め切り」と考えて、きちんと守る

仮に「この日の夜は文字起こし」を守らなくても、最終的な締め切りを守れれば問題はないわけですが、そうやって考え出すとすべてがずるずる遅れて取り返しがつかなくなり、「あーー起こししないといけない原稿が〇件も!」とパニックになるので、きちんと守るようにがんばります。

●取材が終わったらできるだけ早く作業する

取材案件は、文字起こしも構成も、「取材直後」が一番スピード早くでき、時間が経つにつれて内容が薄れてだんだん時間がかかるものになるので、間をあけずに着手するように心がけています。間をあけた原稿は結果的に、着手までに心理的プレッシャーがとてつもないことになる……。

●先に取材があった仕事の作業を優先して行う

「こっちのほうが構成案がすぐ浮かんだからこっちからやろう!」と思うと、だいたい後回しにしたものに着手する心理的プレッシャーが高まってずるずると遅くなるので、心を鬼にして、取材をした順に手をつけるべきだなと思っています。(まあ締め切りの緊急度による順番入れ替えはあるけれど)

●途中でやばそうだなと思ったら、すぐ編集さんに相談する

「この締め切りで大丈夫です!」と言い切った手前恥ずかしいときでも、「あ、やばいな」と思ったらその瞬間に相談すると、調整してもらえることもあります。「いや無理ですよ」と言われたら、それはそれで気合いを入れて頑張りなおせます。

●やばそうだなと思ったら細かいタスクを外注する

「あ、これどう考えてもやばい!」と思ったら、「うーん、原稿料減るけど……」と躊躇せず、素直に文字起こしを外注する。

●「やばい……」と思いつつも連絡しないまま締め切り当日を迎えてめっちゃ気まずい場合でも、必ずこちらから連絡する

最近SNSでも「連絡とれない作家が一番困る!」という話を見かけますが、これはマジでそうだと、自分のなけなしの編集経験でも身に染みているので、ハジをしのんで連絡します……。

●引き受けている仕事の件数やステータスを常に記録し、「執筆中」ステータスが一定件数をオーバーしているときは、断る

記録はしているんですがなかなか見極められないときも多く、試行錯誤しています。

●どうしてもやばいときは「もうちょっと頑張れるだろ!」と自身を気合いで鼓舞する

最近は「コンサルは私の2倍働いてるコンサルは私の2倍働いてる」と唱えながら原稿しています。

 

あれ、なんか「守れてない」ときの話も混ざってしまった……。

こんな記事を書きましたが、正直理想は「頼まれた仕事はすべて快諾し、もちろん締め切り通りに終わらせる」なんですよね……。世のライターのみなさんはどれくらい同時並行しているのか気になる。私は今のところは副業なのもあり「週1取材、週1締め切り」が一番合ってるペースだなという感じです。「自分のキャパ内で回すべきだ」という気持ちと「キャパを拡張していけるのではないか」「せっかく頼んでいただいているんだからがんばりたい~」といった気持ちの間で揺れ動いています。

今回ちょっと締め切りを破ってしまって大変反省しているので、気を取り直して頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

【余談】

ちなみに自分が編集してるときは

・取材直後に「どういう構成にするか」口頭で相談する
・その日のうちにメールで「〇〇日までによろしくお願いします」とさらにリマインドしておく

・1日前までに来てないときも「明日ですね。よろしくお願いします」などとリマインドしておく

SNSでは逆にそっとしておく、「いいね!」だけする

ということを心がけていた気がする。

27年生きてきて、やっと映画と映画館が苦手じゃなくなってきた

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マンガの読み方も小説の読み方も株式チャートの見方もジャズの聞き方も別にわからないのだが、映画の素養と才能が一番ない気がしている。

人生で一番古い映画の記憶は、幼稚園で見せられた「天空の城ラピュタ」だ。幼稚園児にとっては、正直なんかこわかった。

小学校低学年のころ、おばあちゃんが「もののけ姫」に連れて行ってくれた記憶もあるが、「持ってきたヨーグルトがあるからロビーで食べろ」と言われて食べてから場内に入ったらすでに上映開始30分くらいが経過していたので、まったく話がわからなかった。何か白いもの(コダマですね)がうじゃうじゃいるのがこわかった記憶しかない。

学童保育で「タイタニック」を見せられた記憶もあるんだけど、やっぱり7歳児には何が起きているのかわからなかった。

近所に「ファーストラン」というレンタルショップがあって、父親はそこで毎週ビデオを借りては映画を観ていたし、毎週の金曜ロードショーみたいなやつも録画していたので、受動的に摂取した映画自体はそれなりにあった気がする。「ホームアローン」や「トイストーリー」、「ジュマンジ」のような家族で見られる映画から、「CUBE」や「SAW」のようなちょっとえぐいやつまで、お茶の間で流れていた記憶はある。インターネットに常時つないでられる時代でもなかったですし、家庭の娯楽のうち大きな時間を占めていただろう。

しかし、父親が借りてくるっちゃ借りてくるのと、子供のおこづかいで借りるにはビデオはちょっと高かったので、自発的に借りようという気にはならなかった。

また、当時としてはめずらしく「ファーストラン」はコミック単行本と雑誌の貸出を行っていたので、私は第二水曜日のサービスデー(コミック1冊のレンタル料金が35円になる神デー)を狙っては、大量にコミックを借り込み、映画の流れるリビングで、『BLACK CAT』とか『X-エックス₋』とか『妖しのセレス』とかに集中していた。

映画館に行こうなどという気は、もっと起きなかった。「起きない」というより、そういう選択肢が特になかった。月のお小遣い1000円はすべて「LaLa」と「花とゆめ」の購入にあてられており、そもそも映画に限らず、それ以外への出費の余地がなかった。(よく考えたら中学生までの自分、月1000円で暮らしていたんだな……すご……)

そのためむしろ、10代のころに自発的に映画館に観に行った作品ははっきりと覚えている。以下の6つである。

戦場のピアニスト
踊る大捜査線 The Movie 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』
バッド・エデュケーション
『ブロークンバック・マウンテン』
オペラ座の怪人
『縞模様のパジャマの少年』

他にも「あ、これ観たいかも」と思う作品はいくつかあったはずなのだが、当時の私は「映画館は人と行くもの」という先入観と、「しばらくしたらレンタル開始されるし」という思いが強く、誘える人を探したりどうしようか迷ったりしている間に上映期間が終わっており、結局別にレンタルもしない……ということが多かった。

学生時代に入って瞬間風速的に『劇場版 ハゲタカ』にハマり、同じ映画を5回も劇場に見に行ったうえで、ハマったキャストの出演する映画のエキストラにも参加するところまでやったものの、あくまでその作品単体でハマったにすぎず、まだ「映画館」や「映画」自体になじむというところまではいかなかった。

そもそも私はせっかちなので、「自分のペースで止めたりすすめたりすることができず、コンテンツのペースに合わせて鑑賞させられる」スタイルが苦手で、アニメやドラマもあまり見ないほうなのだ。好きなアニメも、リアルタイムでは視聴するが、DVDパッケージを買った後ディスクを機械に入れるのすらめんどくさくてシュリンクを開けないことすらある。ようは異常にめんどくさがりであるというのもあるな……。

それが社会人になってからは、わりと映画を映画館で観ている。自分史における「わりと」なので、「映画が好き」と公言できる人には全然及ばないのだけど、だいたい月1~2本はコンスタントに観たいものがあるし、実際に観に行っている。

一体なんでなんだろう?と考えたときに、以前デメリットと感じていた「自分のペースで止めたりすすめたりできない」ことこそが、今の私には合っているのかもしれないな~ということに気づいた。

つまり、本やマンガは「自分のペースで中断できる」ので、社会人になって娯楽の選択肢が増えて以降、中断してそのまま放置してしまうことが多く、最後まで読み終えるのにめちゃくちゃ時間がかかってしまうのだ。

それに対して映画を映画館で観るとなれば、事前に時間を調べてその場におもむく必要があり、ある程度高い値段でチケットを買う必要があり、基本的には最後まで座って鑑賞している必要がある。まあやっぱり行くのやめたり、途中で退出したりする自由もあるけれど、本やマンガに比べると、一度レールに乗れば、最後までコンテンツのペースに流されることができる。

本やマンガを読んでいるときにうっかりSNSを見たくなったらそのまま見てしまっていつのまにか1時間くらい経っていたりするが、映画館ではマナー上自分をおしとどめることができる。本やマンガを読んでいるときに仕事のメールが来てしまったら対応しているうちに1時間くらい経っていたりするが、映画館ではマナー上そもそも仕事の到着に気づかないので、「まあ今すぐ対応するような仕事は今のところないはずだし大丈夫」とおおらかに構えていられる。映画館にいる間はインターネットと社会から自由になれるのだ。これはインターネット中毒の私にとって発見だった。

そして、映画館に別に誰かと行く必要もないんだということも、社会人になって気づいた。一人で行くという選択肢が持てたことで、ちょっと仕事が早く終わった日や、副業の原稿が終わった休日の夜などにポッと観に行くことができるようになって、観る頻度が上がったのだと思う(最近は一周回って人と感想を言い合うのも楽しい&人と「じゃあこの日の朝に行きましょう」と決めておくと仕事の効率が上がるという気づきもあったので、わりと人と観ているが)。

残念ながら自宅のテレビでは母がえんえんと海外ドラマを見ているため、私にテレビの使用権がなく、またPCひらくと仕事かインターネットをしてしまうので、マジで映画を観ていないのですが、この調子で過去の作品もちょっとずつ見ていけたらいいなとは思う。「ながら鑑賞」をできる環境を自宅で構築すればいいんだけど。

映画の教養がまったくないのでときどきハジをかくこともあるのですが(例:職場の先輩に「コーエン兄弟って知ってますか?」と聞いて失笑される)、知らないことが多いのでいろいろ知れるのも楽しいとひらきなおって、今年も映画館に足を運ぼうと思います。

 

ほんとは『ラ・ラ・ランド』の感想を書こうと思ったのですが、なんか全然違う話になった……。

 

【余談】

そういえば毎年元旦って何の店もやってなくて退屈だな~~って思ってたんですけど、2014年くらいに「元旦は映画1000円(映画の日だから)」と知って「かぐや姫の物語」を観に行ってから毎年かならず元旦に映画を観ていて、その予告編で観た映画が気になった結果また観に行って……という流れで年間に見る本数も増えた気がします。元旦に映画を観ようキャンペーン、わりと効くのでは?

 

2014年

かぐや姫の物語」「ブリング・リング」

2015年

「ベイマックス」

2016年

「きみといた2日間」

2017年

「シング・ストリート」