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It all depends on the liver.

飲みすぎないように文章を書く

メリーポピンズに教えたい魔法の4文字

自意識

サロン・デュ・ショコラに通って以来、毎週かならずどこかのデパ地下に行くようになってしまった。デパ地下中毒だ。

とくに新宿伊勢丹のデパ地下が好きだ。

スイーツコーナーにはサダハルアオキもピエール・エルメもあるし、ジャンポールエヴァンにはイートインが併設されていて、そのメニューを眺めるだけでもうっとりする。

和酒コーナーには、各地から蔵元がきているから、そこで試飲をしては、つい小さい瓶を買ってしまったりする。そして来週来る蔵元の予告が書いてあるから、次の週も来たくなってしまう。

食品売場も品揃え豊富で、バレンタインの義理チョコ用のドライフルーツは伊勢丹で買った。お惣菜売り場も楽しくて、去年の春は伊勢丹でいろいろ買って新宿御苑でお花見した。

でも新宿伊勢丹にはラデュレがない。だから、かわいいマカロンを買いたいときには南口にまわってルミネまで足をのばさないといけない。あと新宿伊勢丹には高野もない。新宿駅東口には高野ビルがあるんだけどあそこは大きすぎて落ち着かないので、やっぱりデパ地下がいい。

だから、おいしいイチゴショートが食べたいときには西武池袋に行かなきゃならない。西武池袋の高野はお惣菜も売っていて最高なのだ。いちごとクリームのパンナコッタとかフルーツサラダとか、目にもあざやかな甘いお惣菜には、ケーキと違った多幸感がある。

最近はデパ地下ならぬエキ地下も楽しくて、東京駅のグランスタには東京に用がなくても立ち寄ってしまう(だって改札を出なくてもいいから……)。

東京駅はエキ地下だけでなくて土産売り場や駅弁売り場も多数あるので、そちらをぶらぶらして、地方からきている人々が何を東京みやげに選ぶのか観察するのも楽しい。それであっという間に予定の時間ぎりぎりになっていて慌てて電車に飛び乗ったりすることもよくある。

東京駅内にはブルディガラとかラテールとかあって、地味に美味しいパン屋激戦区だったりもする。ドミニク・サブロンがあったころには、他には用はないけどわざわざ降りてパンを買って会社に行ったりもしていた。なのでドミニク・サブロンがなくなったのは本当にショックだった。

そういえばこの間、学生新聞時代に「東京みやげ」特集で取材した行列のできるかりんとう屋にいまだに行列ができてるのに気づいて、それはそれでびっくりした。あの特集は突貫工事過ぎたけどとても楽しかったな……もちろん買ったものはスタッフが美味しくいただきました(自腹だったし)。

店員さんどうしのやりとりや、いろんなお店の制服を見るのも好きだし、週替りの催事コーナーもわくわくしてしまう。落ち込んだ日だって、会社のすぐそばにあるヒカリエのデパ地下をぶらつき、ちょっと奮発して夕飯を買うとやる気が出ている。

(ちなみにヒカリエのデパ地下はざっくりとスイーツフロアと惣菜フロアに分かれていて、惣菜フロアにはイートインのできるお店がたくさんあるし、イートインスペースのないお店で買ったものも食べれるようなフリースペースがあったりもする。オフィスで食べるのも何なんだけど、お店で食べるほどは時間もないときは、そうしたスペースで食べるととてもいい気分転換になる。スープストックトーキョーがあるものの、レトルト商品しか売っていないことだけが非常に残念なところだ)

 

もっと言ってしまうと、もう「デパ地下」という言葉が好きだ。「でぱちか」ってなんか可愛い。「あるぱか」とか「かぴばら」に似ているので、同じベクトルの愛されオーラがあるのではないだろうか。「でぱちか」というゆるキャラがいないのが不思議なくらいである(たぶんシカっぽい生き物だと思う。いや、それだと「でぱしか」かな……)。

でぱちか、でぱちか、とつぶやいていると、何か楽しくなってくるし力がわいてくるし明日もがんばれる気がしてくる。 スーパーカリフラジリスティックエクスピアリデパチカ。

日本橋三越で「イタリアフェア」という物産展が開催中で、そこに超だいすきなジェラート屋さん・アクオリーナが出展しているから通いたいな、というのを忘れないようにメモしたかっただけなのになんでこんなに長文を書いているのだろう……。たぶん疲れてるんだな。そうだ、明日はデパ地下に行こう。

 

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※2014年に書いたもの。我ながら、穂村弘好きだというオーラがある。なお、2016年現在、パンについてはひたすらゴントランシェリエ推しです。