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浪費女、ケータイ料金が格安になるMVNOに感激

新年あけましておめでとうございます。

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昨年は貯まらない貯金を憂うばかりの1年でしたが、今年は一念発起して、元旦から家計簿をつけています。今のところまだ何も根本的な浪費の体質は改善されていませんが、ある程度出費の際の抑止力になっている気がします。また、個々の引き落とし金額をあらためて視認することになるので、いろいろな月額課金の見直しをする機会が増える! 今朝もPixivプレミアム課金をひとまず解約しました(また好きなジャンルが出てきたときに契約しよう……)。

 

さて、浪費だらけながらも昨年思い切ってやって、今ほんとによかったな〜と思っているのが、「携帯キャリアを解約して、MVNOに乗り換えた」ことです。

MVNOについて一応説明しておくと、auやドコモといった既存の携帯キャリア会社から回線を借り、サービスや設備のコストを抑えて、格安の通信サービスを提供している業者のことです。

詳しい説明の記事は、たとえば以下などがわかりやすいです。

simchange.jp

こういう記事は昔からチラチラ読んでいて、また周囲のMVNOに乗り換えた人から「いいよ〜」とは聞いていたのですが、

「ってか手続きがめんどくさいのでは?」

「何の気なしに乗り換えると今のキャリアから多額の解約請求を受けるのでは…?」

「ってか今の端末のまま使いたいけど、無理なんじゃないの?」

「SIMってこわくない?」

「ってか本当にそんなに安くなるの?」

「安くなるにしても全然回線つながらなくてイライラするのでは?」

などさまざまなネガティブなもやもやがあり、先延ばしにしていました。

同じようなことを思っている人は多いのではないかな〜と感じたので、自分の備忘録もかねて書いておきます。

ってか本当に安くなるの?

まず結論から書いておくと、ほんと〜〜〜に安くなりました。

au時代は、

基本使用料 934円

オプション使用料 5,500円

通話料/LTEプラン 1,020円

で7,300円は最低かかりつつ、なんだか昔登録したけど放置しているサービスの「有料サービス料金」が2,052円もかかっていた……ということに今この記事を書いていて気づきました(笑)。いや、自分で登録したものなのは間違いないんだけど、請求書を見る習慣がそもそもなくなっていて、放置されていた……。

iPhoneの購入代金の分割やかんたん決済での買い物もふくめて、毎月12,000円くらい払ってました。それなのに毎月速度制限もかかってイライラしていた……。

それに対して、今はmineoという業者にしているのですが、乗り換えてからはお値段2,400円程度。

基本的な料金としては、私の場合、

デュアルタイプ(5Gコース)基本料 2,365円

通話定額30 907円

なのですが、キャンペーン期間に申し込んだので、3ヶ月間800円の割引がきいていて、今だけ2,400円になってます(このキャンペーン、まだやってますね)。とはいえ、3,200円でも全然安い。そしてこの機会に旧キャリア時代の謎の2,052円ぶんの有料サービスが一気に解約されたし、残ってたiPhoneの料金を全部払ったのでめちゃめちゃハッピーになりました。

逆にいうと、スマホの支払い料金が残っている人は解約する月に残りの分割をまとめて払わないといけないので、ご注意ください。

でも重いんじゃないの?

そんな安いとサービスに問題があるのでは……と思う人もいるかもしれませんが、今のところあまり不便を感じていません。私は通勤中もスマホをいじっていたいタイプなので、「もし回線がクソすぎて、wifiのあるところでしかインターネットできなかったらどうしよう……」とちょう不安でしたが、まったくの杞憂でした。

しかもmineoの場合、マイページで「節約ON」にしておくと、低速通信になり、利用したパケット量を「ゼロ」にカウントしてくれるという……。私はこの低速通信でずっとやってるのですが、そこまでイライラすることもなく、毎日快適にインターネットしています。しかもパケット量ゼロなので追加料金もかからないしauのときのようなクリティカルな速度制限もかからないです。神なのか?

というわけでキャリア時代より快適です。

手続きがめんどくさいのでは?

MVNO業者は基本的にリアル店舗を持っていないので、申込み手続きも全部インターネット上で行えます。

たしかに自分のスマホや生活に合ったプランを選んだりするのはややめんどくさいのですが、サイト上であらわれる選択肢を選んでいくうちにプランが選べ、手続きが完了するので、「わかんないよ〜!」ということにはなりませんでした。なお、先ほどから書いているように、私はmineo(マイネオ)という業者を利用しています。

mineo.jp

ひとつだけ難儀したのが、私は今までの電話番号を使用したかったので「MNP番号ポータビリティ)」を利用したのですが、MVNOに申し込む時点でMNPの予約番号を入力しないといけなかったこと。

つまり、

1)既存キャリア(au)に電話してMNP予約番号をもらう ※この時点で既存キャリアは仮解約状態になる

2)MVNO業者にMNP番号を入力しつつ、申し込む

3)審査通ったら、MVNO業者の説明にしたがってそちらを本契約する ※既存キャリアは自然と解約された……はず

という順序をとるのですが、MNP予約番号には15日の有効期限があり、10日以上期限の残りがある状態で2)を行わないといけないという……。

私はズボラなので、

mineoの入力を始めてからMNPが必要なことに気づいてやり直し

→番号を取得するも「なるほど、15日以内にMVNOの申し込みをすればいいんだな!」と放置

→有効期限でひっかかり再度1)を行う

→やっと申し込めると思ったら番号を控え間違えていたらしく、審査でひっかかる

→再度1)を行う

→3度めの正直……

というクソみたいな手順をとりました。おかげさまで、MNP番号発行時の「本当に弊社を解約されるんですか?今ならこういうサービスが……」攻撃に対して、心を無にしてのぞめるようになりました。

 最近のMVNO業者は親切なので、各キャリアの「MNP予約番号取得の手順」も案内してくれています。

mineo.jp

なお、電話番号は同じものを使えますが、キャリアメールは使えなくなるので、活用している方はお気をつけください。

今のキャリアから多額の解約請求を受けるのでは…?

私はPHS時代からauを利用しており、かれこれ16年以上はauユーザーのため、ケータイの解約というものをしたことがなく、しかし「2年縛りを守らないと解約料がとられる」という噂だけは知っていて、非常にビクビクしていました(結果として16年もauユーザーをやっていたともいう)。実際、タイミングがうまくいかないと解約料9,500円とられるんですね。

そのため、MVNOも、「でも解約タイミングがよくわからないし、その月になる前に覚えててもその月になったら忘れるかもしれないし……」と思って尻込みしていたのですが、最近のMVNO事業者は、キャリアでの更新月の調べ方や、「更新月になったらアラートするよ!」というサービスすらやってくれています。

私は、家族が先にMVNOに乗り換えはじめて家族割のメリットがなくなったのと、2016年8月あたりに「そういえば私ももうすぐ更新じゃないかな…?」と気づいて調べたところ、10・11月が更新無料月だったので、無事3,000円の手数料のみでMVNOに乗り替えることができました。

今の端末のまま使いたいけど、無理なんじゃないの?

これもMVNOに乗り換えるのを尻込みしていた理由のひとつでした。SIMフリー携帯とか格安スマホとかわかんないんですよ……。わかんないものを買うということに対するストレスと、そもそも今のiPhoneに愛着がある(たとえ毎度液晶をバキバキに割っていたとしても愛着がある)のと、あと「端末を変えないといけないなら結果としてそんなお得にならないのでは?」というあまり数学のできない発想を持っていたので、キャリアを使い続けていたのですが、最近は「SIMフリーじゃないキャリアのスマホでも使えるよ!」という業者があるんですよね。みんな早く教えてよ!と思いました。

というわけで、mineoauのとくにSIMフリーではないiPhone6でも、SIMを入れ替えて、プロファイルのインストールなるものさえやれば使用OK!ということだったので、mineoにしたのでした。

なお、私はとくにmineoの回し者でもなんでもないので、端末にこだわりのない人はフラットに業者を選べばいいように思いますが、逆に言うと、あまりにもMVNO業者が多くて選べねえよ!という人に対しては、サイトもわかりやすく、料金にも通信速度にも不満がないという点で、mineoをおすすめしておきます。audocomoの端末はそのまま使えますよ!

あとこの記事書き始めた時点でとくにこういうの貼るつもりなかったのですが、以下のURLから申し込んでもらうと、私とあなたの両方にAmazonギフト券2,000円分がプレゼントされるらしいので、貼っときます。2,000円はでかいので申し込んでくれ……。

mineo.jp

ちなみに周囲だと、楽天バイル、UQバイルの人が多い気がします。

SIM取り替えるのってこわくない?

MVNOにいざ乗り換えよう!となると、そのMVNOを利用できるSIMが業者から送られてきて、手持ちの端末のSIMを取り替える必要があります(そのMVNO業者が出してる端末を使うとかであればそうじゃないと思いますが)。

マジでSIMなるもののことがよくわかってなかったので、「SIMこわい!」「なんか素人がむやみにいじったらケータイ自体使えなくなったりするのでは!?」と異常に恐怖していたのですが、大丈夫でした。いざSIMを端末から引き出す段階で、iPhone付属の「SIM 取り出しツール」を紛失してることに気づいてマジで絶望しましたが、そこらへんのペーパークリップをみょ〜〜んとのばして使えば大丈夫です。

monostudio.jp

 

というわけで、特に目新しい情報ではないのですが、メリット・デメリットのみしか書いていない記事か、もうMVNOする前提で手順が書いてある記事が多い印象があったので、自分がMVNOするか迷っていた理由を挙げつつ、お悩みベースで書いてみました。

キャリアの料金もむやみに高いわけではなく、店舗でのいろいろなサポートなどもあってのあの料金かなとは思いますし、解約のときも止めようと無理に迫ってくることもなく、何度も根気強く(別に同じ人ではないが)おばかな私にMNP予約番号を再発行してくれてありがたかったのですが、正直ウェブでの請求金額や使用パケット量の見やすさなどもふくめて、個人的にはMVNOのほうが快適ですし、自分が払っている金額を見直す機会としても、MVNOへの乗り換えはとてもよかったです。

全国の浪費オタク女子のみなさんも、ぜひ他のところに出費を行うためにも、ケータイ料金の見直しをしてみてはいかがでしょうか。