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飲みすぎないように文章を書く

『若手ライターはいかに生きるべきか』読みました

友人でありライターの青柳美帆子さんが登壇したイベントの内容をまとめた電子書籍『若手ライターはいかに生きるべきなのか』を読みました。

 

若手ライターはいかに生きるべきか

若手ライターはいかに生きるべきか

 

 

収入が赤裸々に書いてあってすごい。ライターという仕事の醍醐味とか、フリーか会社員か問題とか、「書く仕事」につきたいとちょっとでも思っている人には役立つ話しか載っていなくて、私もあらためて自分の働き方について見つめ直す気になりました。

単純に、「書く仕事」にかかわらず「好きなことを仕事にしたい」と考えている人にもおすすめの1冊かもしれません。

 

ついでに自分の仕事も振り返ってみました。私は前職のウェブ編集時代に、編集のかたわら、ちょうどいいライターさんがいない企画やあまり予算のとれない企画などの構成、人づてに頼まれた他媒体のインタビュー仕事などをちょこちょこやっていて、その流れで今も本業のかたわらライティングをしています。

転職したばかりのころはあまり余裕がなかったので、ちゃんとやりだしたのが2016年5月くらいなのですが、

2016年5月〜2017年3月までに掲載された案件(※企画によって記事本数には差がある):49企画・99本

→月平均約5企画8〜9本の記事を構成。

 

具体的な収入はひみつですが、去年の12月にめちゃくちゃ働いたせいで、この1〜3月に振り込まれた原稿料収入合計だけで、去年の原稿料収入合計をやや超えた、という状況です。ちなみにこれは12月あたりから原稿料単価の高いお仕事の割合が少し増えてきたのもあると思われます。今、書籍の構成の仕事も3つかかえているので、現時点で受けてる仕事だけで、去年の原稿料収入の2倍以上は稼げそうな状況です。

ただ、収入は安定してきたし、あまり自分から営業せずに継続的にお仕事をいただけるようになったものの、

・心の余裕がめちゃくちゃない

・インプットにまったく時間が使えていない

・自分のライターとしての強みをもっと増やす

という感じなので、今年の課題は、心に余裕を持ちつつアウトプットの時間もとれる程度の仕事量で、しかしジャンルは広げていく、ということでしょうか。

 

・適度な仕事量

・心がけているインプット

・原稿がすすまないときの工夫

 

あたりをいろいろなライターさんに聞いてみたいところである……。